地頭力が高いプロ人材かを見抜き、採用や仕事依頼をしてますか?

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 運営会社社長   パーマリンク

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。

「バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。」

<稲盛和夫>京セラ・第二電電創業者

クリエイティブな仕事が求められる業界で優秀なプロ人材を採用する際は、選考に「フェルミ推定」を取り入れることで、既存の知識や方程式などを知らずとも、自分なりの考え方で問題解決の糸口を掴むことのできる「地頭力が高い人」か否かを見極めることです。

その理由としては、自身の過去の成功体験や前例を元にして、ビジネスの方向性を判断をしていく手法も欠かせません。

しかし、革新的な新規事業を立ち上げる際には、従来の取り組みに囚われず物事の本質を捉え、少数の「原理原則」だけを元に、ゼロから解決のフレームワークを考えて行く「地頭思考」が必要不可欠になるからです。

「フェルミ推定」とは、正確に把握するのが難しい数値を論理的に概算する手法です。この手法は「原子力の父」と呼ばれるノーベル賞物理学者の「エンリコ・フェルミ」が元々の起源になります。

1980年代頃からアメリカの企業が新卒の大学生の採用時に、「地頭力」が高いかを判断する目的に選考の過程で出題していたと言われ、現在ではコンサル会社の採用活動のシーンでは良く使われるようになりました。

有名な問題には、下記のようなものがあります。

・日本にはマンホールがいくつあるか?
・日本にあるワイパーの本数を求めよ!

「フェルミ推定」を取り入れた人材のリクルーティングでは、一見解決が不可能に見える課題に対して、自分の独自の経験や分析から新しい軸を設定して、相手を納得させる過程を踏んだ推測を考え続ける必要があるため、コンンサルタントの適性を測ることができると言われています。

「限られた時間と情報で最善の答えをいかに導き出せるか」を図ることができるため、採用試験でフェルミ推定を効果的に使うクリエイティブ企業が今、増えているのです。

地頭力が高いプロ人材かを見抜き、採用や仕事依頼をしてますか?

<本田季伸>

本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

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