本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「自分がありのままの自分でいられるような人生を謳歌するためには、音楽家なら作曲し、画家ならば絵を描き、詩人であれば詩を書くのだ。自分の命(めい)にそった生き方を選ぶことが、人間にとって最も自然な姿なのである。」
<エイブラハブ・マズロー>米国の心理学者
ビジネスマンとして人生100年時代を豊かに生き抜くためには、本業か副業なのかという仕事への捉え方を転換することです。
なぜなら、フリーランスの「プロ顧問」として複数の会社に本業として携わり、パラレルワーカーとして同時に幾つものプロジェクトに参画して、本業を渡り歩く、新しい働き方に挑戦するフリーランサーがアメリカ中心に世界的にも激増傾向にあるからです。
副業に取り組んでいる人の中には、本業では「固定給与」で働き、なぜか、副業の場合では「時給」で仕事をしている人も多いです。このような仕事の仕方は、時間の切り売りで働くブルーワーカーと一緒だと言わざるを得ません。
規模を問わず多くの企業が「成果主義の導入」を歓迎している昨今、例えば、「営業顧問」として知り合いの大手企業の役員クラスを1社紹介すれば、10万円の紹介手数料を支払うアポイント成果報酬や売上成果に応じた報酬体系を取り入れる形が当たり前になっています。
つまり、時給換算で仕事をこなす労働集約型のワークスタイルではなく、成果報酬型で魅力的なプロジェクトに参画した方が、依頼する企業側も仕事を引き受ける側もお互いにメリットがある形になります。
コロナ渦の影響もあり、「プロ顧問」「副業顧問」「正社員」を問わず、新たなワークスタイルは、出勤して役務を提供する形態では無くなり、リモートワークで働く場所や時間を選ばず、自由に働くことが可能な新しい時代へと既に変化が起きています。
今後は、本業か副業なのかという仕事の概念が薄れ、本業として全ての仕事に関与する「外部人材シェアリング」が、世界的な働き方としてデファクトスタンダードなる可能性があるのです。
時給の概念から抜け出し、成果報酬型の案件にも参画してますか?
<本田季伸>