本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「個人や会社が、物がひしめき合った市場の中で差別化を図るためには、デザインや共感、遊び心などの、「ソフトな資質」が最も重要なアプローチとなるのである。」
<ダニエル・ピンク>
スタートアップの起業家が差別化優位性を図る秘訣を1つだけ挙げるとすれば、ユーザーも気づかない本質的なニーズを見つけ、変革させる「デザイン思考」を身に付けることです。
なぜなら、物資が不足していた戦後の高度成長期の時代では、機能性が満たされていれば、その商品は支持されていましたが豊かな時代では、合理的、論理的、機能的な側面を訴えるだけでは、簡単に物が売れず、利益の確保が難しくなって来ているからです。
デザイン思考のアプローチにおいて大切なことは、ユーザーの共感を得ることと、ニーズの本質を定義することであり、いかにユーザーが未だ気付いていない潜在的なニーズを発見できるかどうかが胆になり、アイデアに斬新さやインパクトがあるかは無関係なのです。
デザイン思考でユーザーの本質的なニーズを掴んでますか?
<本田季伸>