本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「これからは、製品の差別化が難しくなり、競争相手のイノベーションの速度があがり、ブランドの力がますます強まる。」
<ギリアン・ロウ、ニック・グランド>
スタートアップの起業家ならば、自社ならではの「個性」を創り、あらゆる機会を捉え「その他大勢とは異なる」独自性を打ち出し、標的市場に対して効果的にアピールし続けることです。
なぜなら、どんな小さな会社でも「リポジショニング」を研究し、「日本一」の部分を他に先駆けて効果的に創ることができれば、過密市場の中でも目立つことはできるからです。
「リポジショニング」とは、ターゲット顧客のニーズが変化したことによって、ブランドの現在のポジショニングから提供できる価値がズレてしまった場合に、ブランドの「ポジショニング」の見直し行って、再活性化させることをいいます。
特定の商品やサービスは、最初は市場やクライアントに受け入れられていたとしても、その「提供価値」となる事業コンセプトと、クライアントのニーズと市場の間のズレは、どうしても時間が経過するとともに発生することが避けられない運命にあります。
こういった商品コンセプトとクライアントのニーズの間のズレを修正する1つの方法が「リポジショニング」という手法になります。
市場での立ち位置を明確にし、戦うべきポジションを確立した上で、自社ブランディングを行うこと。ブランディングにとっての鍵は、ある製品カテゴリー内でクライアントが知覚するブランド間の差異であると言えるのです。
独自の強みをブランド化し、存在価値を顧客に植え付けてますか?
<本田季伸>