本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「20億年前、われわれの先祖は微生物だった。5億年前は魚だった。1億年前は、ネズミみたいな者だった。1000万年前には類人猿だった。
100万年前には原人で、火を使うことを発見していた。われわれの進化の系譜の節目には、圧倒的な変化がみられる。現代では、変化の起こるペースが速くなっている。」
<カール・セーガン>天文学者・SF作家
売上が右肩上がりで伸び、仕事全体が絶好調でクライアントも増えている時こそ、ペースを落とさず高い集中力と緊張感を持続し、ライバルの追随を許さないように、ケタ外れの努力をすることです。
なぜなら、起業家のポテンシャルは、少しづつ成長するものですが、ビジネスの成長は、長年の取り組みによって突如として沸点に到達し、一気に駆け上がるという「収穫加速の法則」を持っているからです。
■収穫加速の法則とは?
収穫加速の法則とは、テクノロジーは指数関数的に発展するという法則で、アメリカの発明家であり未来学者である「レイ・カーツワイル」が提唱した「シンギュラリティ」という概念になります。
収穫加速の法則は、英語で「The Law of Accelerating Returns」と表記されます。日本語では、「技術的特異点」を意味します。
一つの領域で大きな成果を達成した場合、最初のアイデアが他の革新的な発明と結びつき、次の重要なアイデアの登場までの期間を大幅に短縮し「進化の速度は本質的に加速していく」という考え方になります。
人間の進化のプロセスで得られる「収穫物」となる成長のスピード、仕事の効率、新規事業などもまた、突如として訪れる「特異点」と共に指数関数的にスケールアウトすると言えます。
この事実を知っている野性的な勘を持つ優秀な事業家や経営者ならば、チャンスが到来したことを肌感覚で掴み、他に先駆けて市場を独占し、ギア全開でマーケットを制覇することに邁進するのです。
収穫加速の法則に従い、成長の階段を一気に駆け上がってますか?
<本田季伸>