本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「世の人が元気をなくしており、社会の発展が停滞している。
いままでの仕事を守って間違いなくするよりも、さらに大きな計画をして発展させ、世界と競争するのがよいのだ。」
<渋沢栄一>日本資本主義の父
新規事業立ち上げの過程で、人一倍多くのストレスに晒される環境にいる起業家は、何に時間とエネルギーを注ぎたいのかをよく考え、確固とした「己の価値観」を持つことです。
なぜなら、当初描いた事業が上手く行かず、途中でピポッドを図り、ビジネモデルが大きく変わっても、軸がブレなければ、自分が心から大切にしたいものを守ることができるからです。
自分を取り巻くビジネス環境を自分一人のチカラで変えるには、長期間に渡る途方もない努力を継続して実行することが必要です。
しかし、屈強な精神力を持つ起業家でもなかなか結果が出ないと、時には落ち込むこともあります。そんな起業家が持つ共通点が、ストレスに打ち勝つ「メンタルタフネス」を携えていることです。
「メンタルタフネス」とは、「困難が降りかかった時に悪い感情に振り回されるのではなく、解決に向けた行動を起こせること」です。
経営者として「心の安らぎ」を得るためには、己の価値観と行動を一致させ、自身の価値観を明確にした上で、「ビジョン」に基づいた長期目標と中間ステップを設定し、それらを達成するための行動を起こすことが、ビジネスを成長させる「心の躍動」に繋がるのです。
心が躍動する事業を構想し、己のエネルギーを注ぎ込んでますか?
<本田季伸>