本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「パッケージングは、誘惑だ。パッケージされていれば、決断が簡単になり、速くなる。一見するとパッケージには、見えないが、実はパッケージになっているものは多い。マクドナルドがそうだ。」
<トーマス・ハインズ>
アイデアを生み出すには、既存ビジネスに対して課題意識を持ち、複数の強みと価値要素を組み合わせ、パッケージ化を推進し、一つのメニューを作り上げるかのごとく考えてみることです。
なぜなら、ハンバーガーとポテトの様に人気商品が二つあり、単品販売ではなく、魅力的なモノが複数存在する形にすることで、お互いの価値が作用し合い、元々の魅力が倍増しその効果や機能を高める相乗効果が働き「シナジー」を発揮するからです。
付加価値とは、労働手段を用いて競合他社と差を付けるために、価格以外で選ばれる理由をプロダクトやサービスに付け加え、本来持っている価値に意外な組み合わせよりプラスアルファで加算される、新たなバリューのことを指します。
このことは、人の魅力や強みについても当てはまり、その人が培った経験やスキル、知識、ノウハウ、得意分野や人脈などを組み合わせパッケージ化し提供することで、クライアント企業の役に立ち貢献できるプロ人材は、市場価値が高いと言えるのです。
付加価値を組み合わせ、魅力的なパッケージを作ってますか?
<本田季伸>