本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「私は、本気で会社を辞めようと思っていた。その時、上司からあるプロジェクトを任せれた。私がたった一人で立ち上げるプロジェクトだ。大王だろうが皇帝だろうが、好きな肩書を自分に付けることが出来た。
やがて、私は一人の技術者を雇った。そこからスタートして、後に数十億ドルを稼ぎ出す、プラスチック事業部を育て上げた。」
<ジャック・ウェルチ>元ゼネラル・ エレクトリック(GE)会長
米ビジネス誌「フォーチュン」によって「20世紀最高の経営者」という称号を贈られたゼネラル・エレクトリック社(GE)の元CEO、ジャック・ウェルチが2020年3月1日に84歳で亡くなりました。
経営のかじ取りを担った約20年間でゼネラル・エレクトリック社の株価は約30倍となり、1980年代、90年代を通じてアメリカを代表する「エクセレントカンパニー」としてGEの評価を不動のものにしました。
ジャック・ウェルチが率先したのは、「シックスシグマ」という「品質管理手法」を製造や経営革新に取り入れたことです。
シックスシグマとは、1990年代後半に米国モトローラ社が自社製品の品質レベルと日本企業の品質の高さの差の原因を追究する中から、体系化された手法です。
一言で定義すると「事業経営の中で起こるミスやエラー、欠陥品の発生確率を100万分の3.4のレベルにすることを目標に推進する継続的な経営品質改革活動」だと言えます。
ジャック・ウェルチが提唱した「経営品質」とは、「顧客に提供する個別の製品・サービスだけでなく、それらを作り出すプロセス、組織、人、システム及びそれらの組み合わせまで含めた経営の全領域における活動の質」を意味します。
シックスシグマは、その後、瞬く間にGEはじめとするアメリカの主要な一流企業が導入し、アジアや中国でも一流企業にとっては、もはや常識的な「経営品質改善手法」となりました。
これは現在、アメリカの製造業の品質管理の根幹の思想をなしており、2011年にはシックスシグマの代表的手法であるDMAIC手法がISO化され、その位置付けは、国際共通言語化されています。
最初は、ジャック・ウェルチ1人が自ら音頭をとってGE内で実践した「プロジェクト」でしたが、様々な業界の製造メーカーのみならず、経営領域の改善に波及し、大きな成果をもたらしたのです。
技術顧問を招聘し、シックスシグマの導入に取り組んでますか?
<本田季伸>
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