本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「初めて何かをする時には、必ず授業料を払わなければなりません。未経験で分からない事があるから我々は学習する。学習期間は投資期間です。上手く出来るようになったら、投下資本利益が向上し、その投資は利益を生むものに化けるのです。」
<ジェフ・ベゾス>Amazon の共同創設者
ファウンダーとしてユニコーン企業を作り上げたいと思うならば、大胆で「突拍子もない、クレイジーなアイデア」の芽を育てるために、「自己投資」を惜しまず「ユーザーインサイト」を発掘することです。
なぜなら、業界にインパクトを及ぼすような破壊的なアイデアは、他の人が目にかけないような非常識なポイントに着目してアイデアを掘り下げ、未だ誰も言語化できていない「秘密の金鉱」を掘り続けるクレージーな発想から生まれるものだからです。
ユーザーインサイトとは、「ユーザーの内側に隠れている本音」を指しますが、イノベーションの答えは、従来の常識の延長線上ではなく、実はとんでもないところに存在しています。
マーケット理論の一つで、「プロダクトライフサイクル」という考え方があります。製品が世の中に登場すると、はじめは革新的な一部の人が導入し、次いで新しいもの好きな人々、その次により実利を重んじる人々が買い、最後に最も保守的な人々の順で導入されていくと言われています。
この流れの中でユーザーインサイトは、変化していくユーザーの隠れたニーズをより的確にとらえ、ステージごとにユーザーが求める本質に近づき、サービスをヒットさせるための重要なヒントを得る手法だと言えます。
ブルーオーシャンの源流となるアイデアの原点は、論理的な思考でなく、「直感思考」や「逆転の発想」的なアプローチで導き出すものです。
いつの時代も、時代を変えようとする人の行動や考えは、世の中の常識に照らすとクレイジーに映ることもあります。ですが、その異質さこそが次の時代を創って行くということは、歴史が既に証明しているのです。
クレイジーだと馬鹿にされる程の非常識なアイデアはありますか?
<本田季伸>