本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「正しい態度で、毎日を過ごすことができれば、負のストレスを正のストレスに、換えることができるのである。」
<ハンス・セリエ>ストレス学の父
起業家やフリーランスなど、雇用されない生き方は自由で、楽しいものですが、イノベーションを起こし売上アップを達成するためには、新規事業の立ち上げのストレスや資金繰りなど、多大なプレッシャーが日々重くのしかかります。
そのような場合の打開策として、ストレスに打ち勝つために、「ビジネスメンタル・タフネス」を高めることです
なぜなら、創業間もない起業家の多くは、売上が上がらず、資金調達に奔走し、1年で90%が廃業か倒産に追い込まれてしまう人が多いですが、失敗した本当の原因は志を半ばにして、夢に挑戦するマインドが根元から折れてしまったことが原因によるものだと言えるからです。
これらを乗り越えるために、あらゆる起業家やプロ人材にとって、自己啓発書を読みマインドを高めることは、必須要件ですが、自分が何に対して時間とエネルギーを注ぎたいのかを良く考え、リーダーとしての価値観を持ち醸成することが欠かせません。
どうしても解決できない課題がある時は、自分一人で悩みを抱え込むのではなく、尊敬できるメンターおり自分と同じ様な境遇の起業家仲間がいて、意識の高い人間たちの集まりである「マスターマインド」に入ることも非常に効果的です。
成功者の多くは、マスターマインドに入ることを推奨していますが、その理由としては、意識の高い者同士が集まるコミュニティでは、起業家がお互いのビジネスの課題に対して、アドバイス合うことも可能だからです。
大きな目標を持った起業家同士が熱く将来の目標を語り合うことで、前向きな刺激を受け、相互のスキルアップや切磋琢磨にも繋がり、リーダーとしてのマインドを一緒に高めうこともできるのです。
ただし、日本の場合、マスターマインドは有名な情報起業家が主催しているケースがほとんです。基本的には主催者に憧れを持ち、ビジネスで結果を出した若手起業家が集まる最上位のコミュニティに該当するため、年間で300万円~1000万円程度の費用が掛かります。
また現在、活躍中の「大阪なおみ」のような一流のスポーツ選手には、技術的なスキルを上げる指導をするテクニカルコーチは当然います。
それ以外に最高のパフォーマンスを大事な局面で集中して出すことを要求されるアスリートには、「メンタルトレーナー」が必ず存在し、影の立役者として精神面からプロ選手を支えることを徹底しています。
海外ではユニコーン企業としてその名を馳せる若手の有名起業家や、オーナー経営者から抜擢され大手企業の社長になったプロ経営者ですら、ビジネスシーンでコーチングを受けることは、全く恥ずかしいことでも何でも無く、もはや当たり前になっています。
ただし、マスターマインドの入会やプロのコーチングを受けるためには、それなりの費用が掛かるため、リーズナブルな費用でも経営サポートやアドバイスを引き受けて貰える顧問やコーチを活用する手もあります。
起業家やプロ人材としてメンタル・タフネスを強化してますか?
<本田季伸>