本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「疲労の後の休息ほど、楽しいものはない。空腹の後の食事ほど、美味なものはない。病気の後の健康ほど、愉快なものはない。また、非常な困難を突破した後の平和ほど幸福なものはない。」
<ウォルター・スコット>
経営者やフリーランスを問わず「知的労働者」として従事する優秀なビジネスマンが、日々の仕事でのパフォーマンスを維持し、高めるためには、定期的に「エネルギーを再生」することです。
なぜなら、ターミネーターのようなSF映画に登場するようなアンドロイドですら長期間ハードに稼働したら機械の各パーツの「メンテナンス」するシーンがあるように、起業家も定期的な「燃料補給」を全くしないで、長時間活動をして大きな成果を上げ続けることは、困難だからです。
「知的労働者」として、仕事で結果を出す責務を担う経営者やマネージャーは、ビジネスに対して投じる時間の長さよりも、働いている時間内にどれだけの価値を生み出すかで決まります。
それゆえ、ロボットでない知力を使うホワイトカラーなら尚更、「心・技・体」のエネルギーの再生がどうしても必要なのです。
私自身もここ最近、休みなく働きハードワークが続いているため、休息が必要だと感じ、スポーツクラブに通い定期的な運動をし、ジャグジーバスに長め入りリラックスをする様に心掛けています。
そうすると、不思議とメモする物が無いような水着の時に限って、特許にもなり得るような超革新的なアイデアが幾つも浮かんだ、という体験を何度も経験しています。
神経科学者マーク・ビーマン博士の論文によれば、アイデアが生まれる最終的な「ひらめき」の瞬間は、ほかの行動を経て訪れるのだそうです。
頭をフル回転させた状態からリラックス状態へ一気に移行すると、外界の情報をシャットダウンし、問いに集中することができます。
「緊張と弛緩」が訪れたことにより、自らの問い掛けに対して、脳内の奥深くに眠っている「究極の答え」を導き出すために、己の中にある課題解決のチカラが無意識に加速するのです。
自身の実体験からも、いかに精神的に屈強な起業家マインドを持つ社長でも圧倒的な成果を上げる「馬力」を保ち、これを持続させるには、意図的に心と体のエネルギーを再生する機会を持つことが欠かせないと言えるのです。
体内エネルギーを再生し、仕事のパフォーマンスを高めてますか?
<本田季伸>