本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「私たちは、意識的な自制という限られた能力を、複雑な思考と創造性を必要とする作業に賢く、選択的に使うときに最も成果を上げる。」
<ジョン・バー>
仕事に対するモチベーションを高め、己のやる気を引き出すためには、毎日繰り返し行なう特定の儀式を定め、「必ずやる!」重要なタスクを「日課」として決め、「自動化」できるまで続けることことです。
なぜなら、毎日決められたポジティブな「習慣」が何度も繰り返され、「ルーティン化」されるにつれ、意識的な努力をしてくても継続ができるようになり、それによって得られる効果も増大して行くからです。
ルーティン業務と言うと、「誰にでもできる仕事」だと捉えている人も多いので、単純作業のみが対象になる軽視されてしまうことがあります。
ですが、一流のプロスポーツ選手は必ず、このルーティンを練習時や競技中など様々な場面で取り入れてことで大きな成果を上げています。
プレゼンで緊張をするシーンでも特定の動作や行動が大事な局面で結び付けば、成功時の心理状態をいつでも引き出せるようになります。
そのため、自動化を追求することは、自己成長の土台になるだけでなく、ビジネスの「仕組み化」にも繋がる必要不可欠なものであると言えるです。
相対性理論を提唱した「アインシュタイン」は、毎朝のルーティンとして、「仕事に取りかかる前に成功イメージを思い描く」ことを日課にしていました。
ビジネスだけでなくスポーツの世界でも「重要だが緊急でないこと」を継続的に毎日、実行することは、最初は小さな「苗を植える」ことになりますが、「急ぎではないが大事なこと」が何年も習慣化して続けば、やがては大きな根をはり、自分の人生を支える「巨木」となるのです。
重要だが緊急でない事を儀式にし、仕事に組み込んでますか?
<本田季伸>