本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「スタートアップではハードなことをする方が実は実は近道である。簡単な道を選ぶことは、結果として遠回りになる。」
<サム・アルトマン>Y Combinator元社長、現OpenAIのCEO
革新的な新規事業を立ち上げ、成功させたいと真剣に考える起業家ならば、自分が本当に困ったり苦しんだ原体験を振り返り、自分の中でフツフツと芽生えた課題意識と世の中の課題を重ね合わせ、前人未到の壁に挑戦する険しい過程でも、絶対に消えることのない「青い炎」を見つけることです。
なぜなら、原体験に立脚した起業家自身の強い想いこそが、心の奥底に眠った「内発的動機」を長期間に渡って生み出す強力な「パッション」になるからです。
他の誰かではなく「あなた」がその事業に取り組む理由は何なのか?
イノベーターのアイデアは、最初は馬鹿げているか悪いように思えますが、アイデアの発端が起業家自身に降りかかった前人未到の試練を乗り越える壮大な物語とリンクすると、ビジネスの成功確率が劇的に向上します。
どんな障害があっても成し遂げたいという「ミッション」を帯びた時、単なるお金儲けの事業という枠を超えて、多くの顧客と支援者を集める「社会貢献事業」として成長を遂げるのです。
あなたが今の会社や事業を始める契機となった原体験は何ですか?
<本田季伸>