本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「青年よ大志を抱け。それは金銭や我欲のためにではなく、また、人呼んで名声という空しい物のためであってはならない。人間として当然、備えていなければなら無いあらゆることを成し遂げるために、大志を持て!」
<ウィリアム・スミス・クラーク>
新たな商品やサービスを開発しクライアントから支持されるためには、ビジネスの事業ドメインに匹敵する「コア・コンセプト」を明確化し、その価値観を貫くことで誰かの幸せに繋がるような仕事をすることです。
なぜなら、「コア・コンセプト」が定まれば、揺るぎない「信念」を持つことにも繋がるので「誰のためにどのような仕事をするのか?」「理想の顧客は誰なのか?」も分かるようになるからです。
起業家が掲げる「コア・コンセプト」とは、単なる事業目的とは異なり、終始一貫してブレることのない「基本的な方向性」を意味します。
「コア・コンセプト」は、事業に取り組む際の「姿勢・方針・思想」を表すため、起業家として独立するに至った「原点」や「ルーツ」となり、「過去⇒現在⇒未来」のストーリーに密接に関係して来ます。
つまり、経営者として最も大切にしている「価値観」のことを指します。
GoogleやAmazon、facebookを始めとするユニーコーン企業の創業者など、最速で意思決定を行うアントレプレナーは例外なくブレない「判断基準」を持っています。
だから、社運を賭けた新規事業立ち上げにチャレンジ際でも投資家や銀行などのステークホルダーが、意思決定に対して何を言おうが、判断基準に照らし合わせてOKならやる。そうでなければNOと言えます。
会社全体として事業を通じて成し遂げたい価値観をハッキリさせれば、ボードメンバーにも「なぜやるのか?」という行動を起こす決定理由の説明が付くので、社員も一丸となり方向性に迷うことが無くなるのです。
コア・コンセプトを明確化し、意思決定を最速で実現してますか?
<本田季伸>