本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「リーダーシップは、「どれが重要事項かを決めること」であり、それに対してマネジメントは、「重要事項」を優先して、毎日、瞬間瞬間において実行することである。つまり、マネジメントは自制する力であり、実行力なのだ。」
<スティーブン・R・コヴィー>
起業家やフリーランスが大きな成果を短期間で上げるためには、過去のビジネスの成果や仕事内容を分析し、売上アップに直結する「上位20%」重要な仕事が何であるかを的確に見極めることです。
なぜなら、1日の中で集中して働ける時間は8時間程度しかないため、経営者は特に不要な仕事を減らし、事業の成長エンジンとなる大事な事柄に経営資源を投資し、インパクトのある領域に掛ける行動量を増やすことが「最大の成果」をもたらすトリガーになるからです。
経済学の観点からは、あらゆる企業が生産性を高める要素として、
1)「資本の投下」
2)「労働の投下」
3)「技術発展」
のいずれかが必要とされています。
つまり、何にお金を投資するか、人を増やすか、技術革新を起こすか、という「レバレッジポイント」を見極め、競争優位性の高い新商品や新規サービスを企画したり開発することに重点的に取り組まない限り、売上収益は、劇的には上がらないという考え方になります。
このような「集中化現象」は「パーレートの法則」と呼ばれていますが、ビジネスの成果の要因としても「少数の原因が多数の結果を起こす」、あるいは「たくさんの事象も元は少数の要素から生まれている」という事実は、ビジネス推進でもこの方程式がほぼ当てはまると言えるのです。
成果が上げる要因を見極め、上位20%に集中投資をしてますか?
<本田季伸>