本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「感謝は、人生の豊かさの鍵を開ける。私たちが持っているものを、充分以上のものにする。否定を受容に変え、混沌を秩序に、漠然を明瞭へと変える。感謝は、過去を意味あるものとし、今日に平和をもたらし、明日のための展望を創る。」
<メロディ・ビーティ>
現在、東京オリンピックで日本勢もメダルラッシュですが、本番での一発勝負で勝敗が決まるスポーツや継続的な施策により成果が決まるビジネスでも結果を出すために欠かせない要素は、「ヘルパーズハイ」の状態を作り上げることです。
なぜなら、自分以外の誰かのために仕事をしたり貢献をすると、脳内の「快楽中枢」が刺激され、人を喜ばせるという貢献意欲が「持続的なチカラ」を引き出すパワーに転換されるからです。
「ヘルパーズハイ」とは、人を助けることで得ることができる強くて温かくエネルギッシュな「躍動感」と、自身の健康促進や心の平安にも繋がる穏やかで「落ち着いた感覚」を指します。
今回の東京オリンピックで見事にメダルを獲得した選手への勝利者インタビューを聞いて感じたことは、競技人生を応援してくれた両親に対する感謝の気持ちを皆持っていることでした。
更に指導者である監督やコーチ、一緒に切磋琢磨した仲間達に対する感謝、大会を開催してくれた政府関係者、スタッフ一同、そして何より、戦ってくれた良きライバルである相手への感謝も決して忘れてはならないということです。
貢献意欲を搔き立てるヘルパーズハイの状態を作り上げてますか?
<本田季伸>