本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「私は人材本位であり、金は儲けたいが信用を落としてまで、金を儲けることはできない。」
<出光佐三>出光興産創業者、「海賊とよばれた男」の主人公
爆発的に売れるプロダクトを市場に投入するために必要なことは、「AARRR」(海賊指標)によりマーケットに受け入れられているかを検証する「スプリント」を繰り返し行い、「改善を図る」ことです。
なぜなら、インターネット業界で成功を勝ち取った起業家の多くは、「グロースハッカー」の役割を自ら担うケースが多く、開発した商品が顧客から愛されているかどうかを定期的に確かめる事こそが、クルーを目的へと導く強力な「羅針盤」になるからです。
■AARRRとは?
AARRRとは、「海賊」の叫び声(アー)を模して命名された造語だと言われています。
2000年代の初めにインターネットを駆使したIT起業家のルーキー達が登場しネット事業の多様化が加速していた「大航海時代」を生き抜くスタートアップのマーケティングツールとして「海賊指標」や「セールスファネル」と呼ばれたりもしています。
「AARRR」は、顧客獲得までの5つのフェーズの頭文字を取ったものです。
そのフェーズは、
・Acquisition(ユーザー獲得)
・Activation(利用開始)
・Retention(利用継続)
・Referral(紹介)
・Revenue(収益発生)
から構成されています。
起業家にとって最も大事な仕事は、「海賊旗」という旗印の元に乗組員とブルーオーシャンの大海原を目指し、航海という長い旅のプロセスを通じて、独自のビジネスモデルを構築し「顧客を創造」することです。
「AARRR」× 因果関係にある5つの各指標を分けるとマーケティングの施策やプロダクトテストの評価に使い易くなります。
海賊指標がユーザーの行動を全体像を把握し商品やサービスを改善する「ブループリント」になるのです。
AARRR(海賊指標)で検証を繰り返し、改善を図ってますか?
<本田季伸>