本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「世界中で競合製品は、ますます似通ってくる。消費者がどの会社を選ぶかを判断する際、会社のパーソナリティ、会社のアイデンティティが最大の判断材料になる。そういう時代が来ることは避けられない。」
<ウォーリー・オリンズ>
「外部人材シェアリング」が普及して来た今、フリーランスの「プロ顧問」としてのポジションを獲得するために必要なことは、健全な自己概念を持ちクライアントに対して、仕事を通じて自分がどういう生き方をしたいのか、どんなプロジェクトや働き方を選択し、いかなる信条を支えに社会に貢献して行くのかを表明することです。
なぜなら、その人ならではの価値が重要視される個人事業主の場合、自分の存在価値と提供価値を証明するパーソナル・アイデンティティを確立することが、「個人ブランド」を築き上げ、その他大勢とは違う、差別化要素に繋がるからです。
アイデンティティは、日本語に訳すと信条ですが、フリーランスや起業家にとっては新たなビジネスを推進する上での最も重要な価値観を、己の存在意義として明文化したものであり、「プロ顧問」として重要な意思決定をする際の基準となります。
「なぜ、プロとして存在しているのか」「どういった目標に向かっているのか」「何を強みとしているのか」といったフリーランスとしての使命やあり方をメッセージ性を持たせて言語化したものなのです。
アイデンティティを明文化し、存在意義を顧客に訴求してますか?
<本田季伸>