本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「僕の知ってる成功者たちのほとんどは、ただ単に大好き『love』なことを仕事にしてるだけじゃないんだ。
彼らは、気になって仕方がない大切な問題を解決することに、没頭しているんだ。」
<ドリュー・ヒューストン>DropBox共同設立者
投資家から資金調達を行う際には、起業家自身で事業計画書を作るのがあたり前ですが、それ以外に1ページでアイデアを短い時間で売り込むための「エグゼグティブサマリー」を作り、インベスター心の「ホットボタン」を最速で掴むことです。
なぜなら、「ディシジョンメイカー」となるオーナー社長や有名な個人投資家は、多数のビジネスの相談を日々受けており、1時間で話が完結するようなプレゼン資料の用意しかないと、最初の5分で退席されてしまう可能性もありうるからです。
「エグゼクティブサマリー」とは?「決裁者のための概要書」という意味合いを持ち、本題で説明する内容を短くかみ砕き、要点だけを列挙した1ページの要約文で、ワンシート企画書と言われることもあります。
通常、エグゼクティブサマリーは4つの部分で構成されます。
1、顧客や抱えている問題や社会的なニーズを記述する。
2、ビジネスによって実現できる解決策や目標を提示する。
3、解決策がもたらす真の価値と未来について説明する。
4、最後に事業の重要性について結論を書いて仕上げる。
ファイナンスの場面ではまず結論から説明し、サマリーだけでなく詳細を読みたくなるような「あえて?何で?」という認知不協和を少しだけ含め、さらに詳細を説明する自然な流れを作ることが有力な投資家を唸らす鉄則になるのです。
エグゼグティブサマリーで心のホットボタンを掴んでますか?
<本田季伸>