副業セールスとは?副業の営業代行や営業支援の仕事が稼げる訳

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 運営会社社長   パーマリンク

現在、コロナ渦の影響で収入が減ったことやリモートワークが浸透したことで「副業」したいという現役サラリーマンが増えています。

副業の仕事を選ぶ際のポイントとしては、高単価な副業で稼ぐことを目的にするならば、「知見を活かす」ことを念頭に入れ、アルバイトのような感覚で時給でブルーカラー「肉体労働の仕事」に従事することは、避けることです。

なぜなら、IT領域のエンジニアとして「時給の仕事」をする際は、自宅で仕事ができ、時給単価が高めなので問題ないのですが、人生100年時代を見据えると、これまでに培った知識・経験・人脈とスキルを生かした仕事の方が、長期的に続くからです。

特にスキルが無くても稼ぐことができるのが、「副業セールス」の仕事になります。

そこで今回、副業セールスとは何か?副業の営業代行や営業支援の仕事が稼げる訳について解説します。

「商売をするときは、金を儲けようなどと考えずに、ひたすら商道の本意を勤めなさい。よく商人の本意を守って努力すれば、財は求めなくても集まり、豊かになることは計り知れない。」

<二宮尊徳>

■副業セールスとは?
副業セールスとは、中小企業やベンチャー企業の新規開拓に必要な営業活動を副業として支援する仕事になります。

ビジネス系の副業に従事するためには、スキルや技術を保有していることが条件になると考えているビジネスマンが多いですが、特定の企業で正社員の営業職として活躍している営業マンであれば、今すぐに「副業セールス」のプロジェクトに参画することができます。

なぜなら、現役のビジネスマンやシニア世代を問わず、特定の法人企業へのルートや業界でのコネクションある人は、人脈を武器に「リファラル営業」に取り組むことが可能だからです。

「紹介営業」ができる営業マンであれば、今スグ「副業セールス」なることができると言えます。

「副業セールス」の仕事の報酬形態は、成果報酬型が多いですが、アポイントの取得で5万~10万円が貰えるプロジェクトも沢山あります。

クライアント企業の商品やサービスとネットワークが合えば、現在の給料所得よりも稼ぐ人もいます。

副業セールスを行う人は、20代~40代が多いですが、年齢はほとんど関係なく、50歳~60歳を超えても「営業顧問」として働ける魅力的なワークスタイルになります。

■副業セールスの仕事依頼が多い理由
新たな販売先を探す「販路開拓」は、会社を運営していく上で重要な課題です。ビジネスの用語として「1:5の法則」といわれるものがあります。

新規開拓には既存顧客との関係維持の5倍のコストがかかるという意味です。

たとえ5倍の予算と労力がかかっても新規開拓を続けなくてはならないのは、新規開拓が企業の生命線ともいえる業務だからです。

2019年12月日本政策金融公庫「2020年の中小企業の景況実通し」では、経営基盤の強化に向けて注力するべき分野は何かという質問に対し「営業・販売力の強化」という回答が66.3%を占めました。

中小企業の経営者たちが口をそろえて強化したいと言う営業・販売力こそ、まさに新規開拓に他なりません。

そのため、年齢が若く、会社経営の経験が無いビジネスマンがいきなり経営顧問になることは難しいとしても、法人営業の経験がある営業マンなら、20代でも「副業セールス」のニーズが非常に高いと言えます。

■副業セールスの仕事内容
副業セールスの仕事は、特定の企業と業務委託契約を結んで、本業以外の商材を法人企業に売り込むため、アメリカでの営業活動で普及している「セールスレップ」と同様のスキームになります。

セールスレップとは、メーカーの製品の売り込む営業支援を行うフリーランスの営業のプロ人材のことを指します。

その際、セールスレップは、1社の製品だけを売り込むのではありません。その売り込み先をターゲットとする複数のメーカーの商材を並行して営業支援を行うスキームになります。

そのため、代理店ではないのかと思われるかもしれませんが、代理店とは立ち位置が全く異なります。

セールスレップはメーカーの商材を売り込み、受注を取った時点で「成果報酬」が確定します。納品や集金には関与せず、それらはメーカーの仕事となります。

「副業セールス」の場合には、セールスレップよりも敷居が低く、アポイントを獲得し商談設定ができた段階で、アポイント報酬として5万円程度報酬や成果時の手数料が貰えます。

■商品やサービスの説明は誰が行うのか?
副業セールスの仕事の範囲は、見込客を紹介することがメインの仕事になるため、商品やサービスのプレゼンテーションや提案、クロージングは、メーカーの営業担当者が行うスキームが一般的です。

本職で培った業界でのコネクションや特定の企業との人脈をそのまま活用できるため、副業セールスは始めるハードルが非常に低いのが特徴です。

代理店とは異なり在庫を仕入れたが売れないというリスクが無く、提案活動はメーカーが行います。

そのため、契約手続きや代金回収の必要が無いことも大きなメリットになると言えます。

また、ビデオ会議システムを活用したオンライン商談も普及しているため、リモートワークで対応できる柔軟性が一段と高まっています。

副業セールスの収入は、アポイント獲得件数や成約件数もしくは、売上成約時の手数料によって決まるため、支援するクライアントの社数や取り扱う商材の魅力度、利益率よって稼げる金額は大きく異なります。

取り扱う商材の価格が高いほど得られる手数料が高額になる傾向が高く、1件の成約で200万円を超える副業収入を得られるケースもあります。

■副業セールスには営業での実績が必要なのか?
営業職が副業することで、営業スキルが一段と高まる可能性があります。広がった人脈によりビジネスの幅が広がり、収入UPや将来の独立チャンスも得られる可能性もあります。

現時点では、フリーランスとして独立するには、クライアント企業に提供するスキルが乏しいとしても、「副業セールス」として様々なプロジェクトに参画することを目標にすれば、企業の課題が何でどんなスキルが必要とされるかが分かってきます。

実際に「副業セールス」に取り組むことで、どのような仕事をすれば客単価が高くなるのか、どうすればその他大勢の中から選ばれるかも把握できるようになります。

パラレルワーカーの「副業セールス」になるには、人脈を増やし業界でのネットワークを広げつつ、プロフィールを磨き上げ、見込客の選考を勝ち抜くことが必須要件になります。

ですので、最初は単価が低くても魅力的なプロジェクトに沢山チャレンジすることで、プロフィールに記載できる実績や経験値が手に入ります。

■副業セールスには、資格が必要なのか?
エンジニア系の副業であれば、資格を取得したりプログラミングスクールに通うことも良いと思います。

ですが、「他人との差別化」を図り、近い将来、起業家として独立し法人相手のビジネスに携わることを目指している場合には、どのような形でも営業活動が必要になるため、資格だけに頼っている時点で厳しいと言えます。

その理由としては、例えば中小企業診断士の資格を取得することが出来ても、マーケティングや営業のスキルが無いと、直ぐに仕事が増えることに直結することは非常に少なく、その他大勢から選べレル競争優位性の獲得には、繋がり難いからです。

まずは自分の得意分野を活かしクライアント企業に対して貢献できるという観点で、今スグに活動が出来る「副業セールス」にチャレンジすることで、自分ならでは価値を生み出すキッカケにもなります。

■副業セールスには人脈が必要なのか?
現在は、人脈と言える太いパイプが少なくとも「副業セールス」を始めると人脈の幅が広がり、本業や将来独立した時の見込客を増やすことにも繋がります。

「副業セールス」に取り組む人は特に人脈の大切さを理解し、人脈の広げ方を知っておくことが欠かせません。

かつての知人とよい人間関係を保つ、異業種交流会に参加して名刺交換するなど、人脈作りには様々な方法があります。

また、誠実な姿勢で営業活動を展開することで顧客から信頼され、別の見込み客を紹介して貰える可能性もあります。さらに、副業セールスを行うことで、営業職とのネットワークを広げられるため、人脈が増える機会も増えるでしょう。

人脈の幅が広がることで、本職・副業で扱う商材を多くの企業に紹介できたり、営業活動での悩みを相談できる相手ができたりという相乗効果も生まれます。

人脈の広げ方を知り、実践すれば、互いに成長し合える有益な情報を交換したり、人を紹介し合ったりできる仲間が増え、ビジネスチャンスを増やすことができます。

■まとめ
「副業セールス」とは、営業職として培ったの新規開拓の知見やノウハウや人脈を活かして、本業以外の収入を一段と増やせる可能性のある魅力的な副業の仕事になります。

特に現在、営業職として活躍しているビジネスマンが、「副業セールス」に携わることで商品・サービスの提案力が豊かになり、本業では得られない人脈や営業ノウハウを得ることも出来ます。

「副業セールス」としてのスキルが高まり、豊かな人脈も作ることができれば、将来的な独立を視野に入れることは夢ではありません。

取り扱う商材を自由に選んで、会社勤め時代よりも提案力と収入が上がり、豊かなライフスタイルを目指すことも可能です。

副業セールスのビジネスモデルとしては、アポイント成果報酬や売上成果報酬のプロジェクトが多いですが、月額固定の報酬で動くこともあります。

業界や商材、目的に寄って様々な報酬体系が存在しています。

時にはクライアント企業の顧問の名刺を持って依頼主の営業部隊と行動を共にすることもあります。中には全く別動隊として特定の地域や得意な業界を任されることもあるでしょう。

また、特定の会社の役員クラスと繋がりを持っているビジネスマンの場合には、太い人脈や繋がりを活かして、ピンポイントで特定の会社の紹介依頼をオファーされ、アプローチを掛けることもあります。

中小企業やベンチャー企業の経営者としては、新たに正社員で営業人員を一から採用し、育成するよりも遥かに効率的な手法となりますので、手を広げたい企業にとって「副業セールス」は大事な営業戦力だと言えるのです。

■最後に
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」では、法人営業の新規開拓や販路拡大を求めているプロジェクトを非常に多く取り扱っています。

営業顧問が持つ営業ルートからアプローチをして欲しい、という相談や仕事依頼が多いです。

その理由としては、商品やサービスの優位性が高いにも関わらず、多くの企業では営業人員が少ないか、営業部隊の経験値が浅いかなど、新規開拓の課題を抱えているからです。

そのため、副業で営業代行を行っている「副業セールス」のプロ人材を提案すると非常に興味を示す企業が多くあります。

副業セールスなら、会社での競争や上司・部下の関係性などにとらわれず、独自性を活かした営業活動も推進できます。

また、顧客のニーズを深掘りし、最適な提案をすることで収入アップに繋がります。

本職で扱う商材とバッティングしないように気をつけながら、魅力的なプロジェクトに参画し「副業セールス」を始めてみてはいかがでしょうか。

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本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

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