本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「囚われない心を持った人の単純な振る舞いとは、信頼に満ちた確信をもって、公に知られた真理に頼ること。そして、その固い基礎の上に自分の行為の仕方と生活上の確固たる態度を打ち立てることである。」
<フリードリヒ・ヘーゲル>哲学の祖
新規事業のアイデアを簡単には生み出せないビジネスマンは、「弁証法」の思考法を取り入れ、既存のビジネスの事業課題や問題点を炙り出し、新しい高次の考え方を生み出すプロセスを体感することです。
なぜなら、古代ギリシャの哲学者で大賢人であるソクラテスは、「〇〇とは何か?」という問い問答を投げ掛けることによって、相手の真理を知りたいという欲求を促し、現代の「ブレスト」的な対話の中から真実を掘り下げる弁証法の「天才」だったからです。
「知恵に関しては自分にはあまり価値がないことを自覚した者が、人間たちの中で最も知恵ある者である。」という 「不知の自覚」を知ることが成長に必要なことだとソクラテスは、説いています。
ソクラテスの問答法は、相手の主張の中から自己矛盾を指摘して、相手を最初の立場と反対のものに導く「弁証法」の一種だとされていますが、現代のおけるアイデアのブラッシュアップに効果的な手法になります。
弁証法は、始めにある意見や考え方「テーゼ」、それに反対する意見や考え方を出して「アンチテーゼ」、議論を戦わせてそれぞれの弱点や足りない所をおぎない合わせた「止揚した」意見や考え方、答え「ベネーゼ」、という風に思想や哲学によって知性は発展する、という考え方です。
イノベーション創出の過程では相反する2つのアイデアがある際に、二者択一や是か非かで、どちらか一方を排除する手法ではなく、2つのアイデアを取り入れながら、第3の革新的なアイデアに組み合わせることで別次元の事業へと昇華させることも可能です。
「過去・現在・未来」を軸に、ディープな「思考の領域」にまで辿り着くことができれば、3つの視点からそれぞれの優位性を統合することで、これまで不可能とされていたビジネスモデルを新たに創出したり、既存の古い事業をアップデートすることも実現することができるのです。
弁証法を駆使し、新規事業のアイデアを昇華させてますか?
<本田季伸>




















