本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「もし今日が人生最後の日だったら、今日やることは本当にしたいことなのか?」この問いに「NO」が何日も続くのなら、何かを変えなくてはならない。」
アップル社の共同創業者<スティーブ・ジョブズ>
プラスの社会的変革を生み出す存在になることを望むならば、今がどのような環境に置かれていても起業家を目指す覚悟を決め、グリッド=やり抜く力を武器に価値ある事業を創出することです。
なぜなら、アントレプレナーシップは、会社員を辞めて独立し、ベンチャー企業をゼロから興すという狭い形に限定する物でなく、いかなる環境でも起業家精神を発揮することが可能だからです。
革新的なビジネスを始めるためには、リスクは承知の上で試練に飛び込み、発想力やそれを実行していく行動力が求められますが、新しい分野を切り開こうとする者には、「GRIT」が必要なのです。
社会的変革を起こし人生最後の日にどんな走馬灯を見たいですか?
<本田季伸>
■不屈の精神と同じ意味合いのGRIT(グリット)とは?
GRIT(グリット)は、4つの言葉から作られた造語です。日本語では「やり抜く力」と訳されていますが、下記4つの要素を含みます。
1、度胸(Guts):困難に挑み、逆境にたじろがない勇気
2、復元力(Resilience):挫折から立ち直るチカラ
3、自発性(Initiative):率先して物事に取り組む力
4、執念(Tenacity):どんな状況でも集中し続ける能力
どんな分野の天才起業家でも、1日で成功を収めた人はいません。
成功を掴み取るまでのプロセスは数年、数十年という長期的なロードになり、いかなる困難や挫折に直面しても諦めることなく障害を乗り越えて最終的なゴールに到達しています。
しかしながら、それは単に「努力をした」「才能があったから」というだけではありません。「やり抜く力」が備わっていたからこそ、内なるチカラが信念と結び付き大きな成功に繋がっているのです。