本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります
「競争相手と闘うとき、私は正攻法をとる。自社の強みを前面に出し、品質やサービス、清潔さ、価値を実現すれば、競合はそれに追いつこうとするだけでへとへとになる。」
<レイ・クロック>マクドナルド創業者
ビジネスで成功を収めたいと願うならば、競争相手となる相手の悪口を言いふらし蹴落とすよりも「顧客を喜ばすこと」に集中し、自社サービスをより良く改善することにフォーカスすることです。
なぜなら、後発でビジネスモデルや商品の特徴が被る競合他社が現れた場合、従来の自社のサービスに対して異なる視点で訴求し、新たな競争優位性を構築することが出来れば、差別化を図ることが十分に可能だからです。
強力な競合が登場した際でも、冷静に自社の強みと他社の弱みを分析し、「自社製品は他社と比べて〇〇が良い」と差別化できるポイントを明確にし、自社から得られる良い効果を1点に絞れれば、ユーザーに刺さる強い訴求と「ポジショニング」が出来上がります。
すべてのビジネスは、大切な顧客のための「問題解決業」であって、「競合との競争に勝つ」のではなく、「競争をしないで勝つ」ことを意識し「他には替えられない存在」になることを組織の目標として掲げる必要があると言えるのです。
競合他社を蹴落とすのでなく、ユニークな優位性を磨いてますか?
<本田季伸>