本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
1、知識は変わる。資質は変わらない。
2、探していない人を見つけることはできない。
3、人を評価する最善の方法は、仕事ぶりを観察すること。
4、応募してこない人を雇うことはできない。
<ピーター・カーボネラ>
自社に最適な人材を採用するためには、採用目的にもとづき、実行前に綿密な計画を練り、事業計画との整合性を取りながら会社としての「採用方針」を定めることです。
なぜなら、「採用方針」の最終的なゴールは、事業の継続的な発展にあると言えるため、採用方針を誤ると事業の成長に必要な人材が不足したり、自社が求める人物像にマッチしていない人材を採用してしまったりする恐れがあるからです。
「採用方針」に合った人材を獲得するには、採用担当者自身が、なぜ今回の採用を行わなくてはならないのか?という背景を十分に理解し募集に至る経緯を把握できていないと、真に求める人物像が明確になりません。
具体的な「採用方針」を決める時は、その人の持つ「資質」を重視し、知識やスキルと、「性格特性」という3つの項目で必須条件を定め、できればあって欲しい希望要件を明確化することが肝心です。
ポテンシャルの高い優秀な人材を上手く採用できるかという成果は、自社のブランド力をベースに採用活動にかけた投資コストと労力、時間の掛け合わせた「採用力」によって決まると言われています。
スタートアップの場合には、大手企業と比較すると応募数自体が少なく、沢山の候補者から選ぶことが難しいため、1人ひとりが当事者意識を高く持ち、同じ方向を向いて頑張れるように、社長が掲げるビジョンと価値観が一致するメンバーを揃えることがポイントとなります。
事業課題が明確な場合には、正社員の採用にこだわらず即戦力となる「外部人材シェアリング」を効果的に使い、課題とフェーズに合わせて、最適な「プロ顧問」をプロジェクトにアサインする方法もあります。
採用方針を明確化し、資質を見抜き優秀な人材を獲得してますか?
<本田季伸>