本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「仕事は人生の大部分を占める。心からの満足を得る唯一の方法は、素晴らしいと思える仕事をすること。そして、素晴らしい仕事をするには、自分がやっていることを愛することだ。それがまだ見つかっていないのなら、探し続ろ。」
<スティーブ・ジョブズ>アップルの共同設立者
フリーランスの顧問やコンサルタントとして仕事を獲得する際に、企業やエージェントから「ポートフォリオ」を提出してくださいと言われた場合は、社員として勤務した会社での実績だけではありません。
「プロ顧問」になってからの「実績や力量がわかる実績一覧」を志望動機に加えて顧客ごとにカスタマイズして提出することです。
なぜなら、「ポートフォリオ」は、完成品を一つだけ作るのではなく、提示する相手と状況に応じて内容を差し替えていくという意味合いがそもそもの根本にあるからです。
顧問活動におけるポートフォリオは、自身が「プロ顧問」であることを示すための大事な「プレゼン資料」であると考えてください。
多くのプロ人材がポートフォリオをクリエーターが作る過去の「実績一覧」と同じように捉えてしまうのですが、そうではありません。
顧問のポートフォリオの作り方としては、自分本位の考え方だけで、「何がよいか」を判断しないことです。
顧問の選考にあたっては、クライントとなる会社の経営陣が確認する形になるので、応募する企業からのオファ内容を鑑み、社長やマネージャーが求めている内容を上手に表現することに重点を置くのがポイントになります。
その際、実績を数値化して表現することも非常に効果が高いです。
顧問やコンサルタントとして支援した会社の「ビフォーアフター」を「前年対比200%」「売上3倍」「月間5社紹介」「1億の案件受注」などと成果を数値化し、それをフックにして仕事を獲得しまくる強者もいるくらいです。
◆「プロ顧問」のポートフォリオの定義
・これまでの経験や実績、技術力、生み出す品質が分かるモノ
・あなたの個性、信条、プロ人材としてのこだわりが分かるモノ
・顧問として仕事に対する熱意や取り組みの姿勢が分かるモノ
・「プロ顧問」として、どのような働きができるのか分かるモノ
・顧客から要求される依頼事項にどんな対応が可能か分かるモノ
「プロ顧問」になると決意したプロ人材にとって、作り込まれたビジネスポートフォリオは、何よりも雄弁な自己PRになります。顧問活動におけるポートフォリオは、「あなたを採用する理由」を決定づけるマスターキーになるのです。
プロ顧問の仕事獲得の武器となるポートフォリオはありますか?
<本田季伸>