本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
人生は、はかなく、それ自体の意味は、希薄である。だからこそ、人は必死になって、自分なりに人生の意味合いを創り出そうとする。そのプロセスを文字にしたり、頭の中で思い浮かべることができれば、映画にすることができるのである。」
<スタンレイ・キューブリック>
コロナ渦の影響で業界により企業の成長の明暗が分かれていますが、会社の業績が悪化したとしても生き抜くためには、過去の肩書でなく、「ポータブルスキル」を意識して身に付けることです。
なぜなら、中小企業やスタートアップでは、専門事業の経験を持ち、大手企業の幹部クラスに人脈ネットワークを持っているシニア世代は、売上アップや競争力の強化にダイレクトに繋がるため、ベンチャーの経営者としては、年齢は関係なく是非とも欲しい人材だからです。
厚生労働省が提唱する「ポータブルスキル」とは、「業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力である」と定義されています。
ポータブルスキルは、大きく3つに分類されます。
「専門知識・専門技術」「仕事のしかた」「人との関わり方」そして何よりも重要なのは、社内外にどれだけの「人脈」を持っているかです。
技術者や内勤の人などでプロフィールの項目に、「人脈なし」と記載する人も稀におりますが、そのような人は、人脈の真の価値を分かっておらず、人との関係性構築の努力不足だと言い切れます。
【人脈ネットワークが豊富な人の5つの特徴】
1、前向きな考えを持ち、努力を継続している。
2、行動力が高く、フットワークが非常に軽い。
3、傾聴のスキルがあり、ヒアリング能力が高い。
4、周囲への配慮を欠かさず、思いやりがある。
5、多くの人に仕事で貢献し、感謝されている。
このように「ポータブルスキル」を携えている人は、クライアントと会社や経営者に貢献できる人になりますので、どのような会社でも必要とされる「市場価値の高い人材」になります。
ポータブルスキルを錬磨し、周囲の人や会社に貢献していますか?
<本田季伸>