本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「時代は変わっても、人間を磨くのは目的に挑戦する苦労だということは変わりません。いまの人も苦労はしてるが、それは物欲を満たす苦労で、自分独特、独創の苦労ではない。
どんな世界でも同じだと思う。プロとアマの違いはアマは真似でも通用するが、プロの道は独創。またそうでなきゃ通用しない。だから苦しいが喜びも計り知れない。」
<升田幸三>将棋棋士、実力制第四代名人
一流の「プロ顧問」として現場の第一線で長く活躍しようと思うならば、「アジャイル開発」の概念を取り入れ、専門家としての知見を磨き上げ「バージョンアップ」をすることです。
ソフトウェア開発では、パッケージソフトやクラウド等を問わず、一度、システムを開発して終了では不十分で、サービスを実際に運用しながら数年に一度、様々な要望に応えるために、コア機能の大幅な改修作業やサービスの全体の大幅なリニューアルをする「メジャーバジョンアップ」の取り組みが必要不可欠です。
また、一方で機能改善など「マイナーバージョン」も日々行います。
フリーランスの「プロ顧問」でも同様にクライアント企業の課題解決を支援するプロフェッショナル人材として、現状の知見に満足することなく、市場における己の競争優位性を高め、利益を生み出すための源泉となるスキルの定期的な「アップデート」が欠かせません。
スタートアップ企業がプロダクトを開発する際にはベータ版として早期にサービスをローンチさせることを重視し、「アジャイル開発」の手法で、機能単位の小さなサイクルで、計画から設計、開発、テストまでの工程を繰り返すことにより、臨機応変な開発を進めるのが当たり前になっています。
アジャイル開発は、DX推進に最適な開発手法として多くのプロジェクトで採用されていますが、プロ人材としても「ユーザーが実現したいこと」、「ユーザーにとって価値があること」に素早く対応し、ブラッシュアップしていく姿勢を持つことが、顧客ニーズに合わせて最大限に応えることに繋がるのです。
アジャイル開発の手法でスキルのバージョンアップをしてますか?
<本田季伸>