本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「評論家はいらないのです。
反対意見は大いに結構、しかし必ず代案をだしなさい。」
堀場製作所創業者〈堀場雅夫〉
スタートアップが新規事業を立ち上げる中で、創業メンバーからたとえ批判的な意見が出たとしても、しっかりと批判意見にも聞く耳を持ち、その理由をヒアリングし問題点を考慮してみることです。
なぜなら、もちろんその場で代案を出させることも効果的ですが、何か問題点を感じた際に課題を指摘できないような環境では、十分な議論ができず、大切な解決案のヒントを逃してしまう可能性もあるからです。
ただし、何のアイデアや効果的な施策を述べることもなく、批判的な意見ばかり言う人がスタートアップの創業メンバーにいることは、起業家や他の役員などを含めて周囲のモチ―ベンションを下げるため好ましくありません。
世の中には、緻密な視点でプロジェクトの問題点を見つけることが得意な人もいれば、奇抜な発想でイノベーションに繋がるような解決策を考え出すのが得意な人もおり、良い結果を導き出すためにはどちらも大事な意見だと言えるのです。
創業メンバーの役割を認めつつ、一つのゴールを目指してますか?
<本田季伸>