本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「他人に良くしてあげること、あなたの笑顔、笑い、抱擁、優しい一言、手伝いで、毎日たとえ一人でも誰かを喜ばせるならば、あなたは『祝福された者』である。」
<サラ・バン・ブラナック>
新規事業立ち上げや新商品開発など、長期間に及ぶプロジェクトを最後まで成し遂げるためには、「マイルストーン」で達成度合いを確認しながら、「ピークエンドの法則」に従い、その節目節目でメンバーや自分に対してもご褒美をあげることです。
その理由としては、プロジェクトマネージメントに必要不可欠となる「マイルストーン」は、目標に達成するための工程を定めると同時にそれぞれの節目で達成すべき目標を明らかにするのに役立ちます。
更にゴールへの途中で労をねぎらう「インセンティブ」があることで、最後までエネルギーを持続させるパワーをチャージできるからです。
「ピークエンドの法則」とは、最も感情が動いた時の「ピーク」と、一連のストーリーが終わった時の「エンド」に良いイメージが頭に記憶されると、その出来事で得た経験についての全体的な印象が決定されるという法則です。
遅咲きで大成功した経営者は、この逆転の法則を理解しています。
マクドナルドの創業者である、「レイ・クロック」は、50歳の時に全米で「ミキサー」を成果報酬型で売り歩く「セールスレップ」の仕事をしていましたが、マクドナルド兄弟に出会ったことが大きな契機となり、世界を代表する有名な経営者となりました。
ケンタッキー・フライド・チキンの創業者である、「カーネル・サンダース」は、62歳の時に起業家となり途方もない営業努力の末に晩年で大成功を勝ち取るチャンスに巡り合いました。
ここから言えることは、スタートアップの新規事業の立ち上げやプロダクト開発でも最初は失敗ばかりで大きく負け越しをしていても、何らかの形で自分へのご褒美を与えれて入れば、苦しい状況の中でも途中で挫折することなく「僅かな成果を成功の糧にする」ことが可能だと言うことです。
他人から見れば大変な仕事だと思われようが何らかの喜びを日々、感じられることが出来れば、「最後に勝つ」ために新たな挑戦へと挑む「底チカラ」を発動させる、ブースターになるのです。
挑戦への節目節目で自他にご褒美をあげ、活力を充電してますか?
<本田季伸>