本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「行動に裏打ちされた現実的な夢追い人であれ!人間はいつも成長している。人間はパターン化された思考や行動によって行動を制限されると成長をやめるものだ。」
<ブルースリー>香港の中国武術家、 俳優
日々のビジネスの中でアイデアが煮詰まってしまった際には、仕事の合間に軽い運動を行うことで「エンドカンナビノイド」と呼ばれる「脳内麻薬」を意図的に体内から作り出すことです。
その理由として最新の神経学研究によれば、10分間の軽い運動で脳の一部が刺激され、「記憶機能が向上する」可能性があると言う「エビデンス」=「科学的根拠」があるからです。
これは、記憶を司る「海馬」が運動によって活性化されたからだ、と考えられています。
スイスの研究チームによれば、軽度から激しい運動を10分間行うだけでも「学習記憶、計画立案および問題解決の能力、集中力、言葉の滑らかさ」が向上すると指摘しています。
その効果は最大2時間にわたりプラスの効果が続くとしています。
ソクラテスにはじまるギリシャ哲学は、歩きながら「問答」をし、そのプラトンの弟子のアリストテレスの時代になると、回廊を歩きながら講義できることが選ばれた哲学者のステータスとなった。
つまり、脳科学の観点から言えることは、「脳を鍛えるためには、一時期流行した脳トレよりも、エクササイズによるトレーニングを取り入れた方が遥かに効果がある」ということです。
仕事の合間に体を動かすことで、脳内の海馬を活性化してますか?
<本田季伸>