本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「どこか遠くへ行きなさい。仕事が小さく見えてきて、もっと全体がよく眺められるようになります。不調和やアンバランスがもっとよく見えてきます。」
<レオナルド・ダ・ヴィンチ>
フリーランスとして新しいプロジェクトに臨むときは、依頼企業の現在のビジネスにおける事業課題やステータスを的確に見極め、物事を広い視野から捉え、「俯瞰」して全体を見渡すことです。
なぜなら、「プロ顧問」の場合、クライアント企業が抱えている真の問題点を見抜き、依頼主から求めれる仕事と立ち位置の中で、自分がいかに動けば最速でプロジェクトは前進するか?
この「センターピン」を倒すことを最終的なゴールに戦略を立案し、プランの優先順位を俯瞰的に考え、行動を起こすことが出来るかが、ビジネスシーンで活躍し、評価される条件になるからです。
クライアント候補となる企業経営者からは、顧問に対して最初から、会社全体の経営課題を相談され、コンサルティングをお願いします、というケースは非常に少ないです。
その理由としては、顧問やフリーランス、副業の仕事依頼の場合には、正社員や役員とは異なり、プロジェクトの多くは、個人の持つ知見やスキル、人脈を活用した営業支援など、パーソナルな力量と結果を問われる「部分最適」のタスクフォースが多いからです。
ですが、「プロ顧問」としてスポットの単発仕事で終了することなく、長期的な顧問契約を獲得するために必要なことは、全体を俯瞰しながらまずは目の前の仕事で早期に結果を出すことが欠かせません。
その上で仕事への取り組む姿勢や考え方など、パーソナルキャピタルが総合的に評価された段階でプロジェクト全体を推進させる「全体最適」の相談や依頼が来るものだからです。
肝心なことは、最初の依頼はスポットの仕事依頼の内容だったとしても、相手が自分に「どう動いて欲しいか」を想像して、クライアントからの依頼内容に対して予想を超える成果や価値を提供することです。
そうした日々の支援の積み重ねが、依頼主との関係性の構築に作用し、長期的な仕事の獲得に繋がるのです。
スポットの仕事でも結果を出し、長期的な仕事に繋げてますか?
<本田季伸>