副業のプロ人材として働くメリット?新たな副業のスタイルとは?

投稿日: 作成者: KENJINS運営元代表 カテゴリー: 働き方改革   パーマリンク

現在、副業が解禁されたことで「自分の会社でも副業が認められるようになった」「周りで副業を始める人が増えてきた」「今の会社で働きながら、副業で新たなキャリアを身につけたい」など、副業を身近なものとして考える人が増えています。今回は、新たな副業スタイルとそのメリットについて解説します。

「すばらしい仕事をする唯一の方法は、自分のやっていることを好きになることだ。
未だそれを見つけていないのなら、探し続けなければいけない。安住してはいけない。
心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。」

<スティーブ・ジョブズ>

■スキルを活かした副業が注目される理由
かつて日本の企業は「終身雇用」を守っていたため、副業や兼業を原則禁止としてきました。しかし、近年では、働き方の多様化や、政府が進める「働き方改革」を受けて、大手企業でも徐々に副業を認め、促進する動きが急速に出始めています。

今までの副業は、本業の収入を補う目的でサブの仕事を持つというイメージが強くありました。ですが、政府が働き方改革を進めるにつれて、ビジネスパーソンのキャリアアップに寄与する新たな「副業」の形が注目されはじめています。

「副業」の最も良いところは、本業によるベースの収入がある点です。本業での収入を確保しているからこそ、サブとしての「副業」には、チャレンジングな夢を選ぶことができます。

副業ならば本業ではできない仕事や、リスクが読めないジャンルにもチャレンジできます。魅力的な副業を通じて、自身のスキルアップやキャリアアップを実現することもできます。

副業を通して、仕事の楽しさや自分の可能性を再発見することは、仕事を見直す機会となり、もうひとつ別の人生を体験できる絶好の機会になり得るのです。「副業=自由にチャレンジできる働き方」と捉えることで、あなたの可能性は大いに広がることでしょう。

■これまでの副業の現状
厚生労働省が2017年に行った調査では、本業以外に仕事をしている人は7.2%となっています。年代別に見ると、副業をしている人は30代から50代に多い傾向。3つ以上の副業をもつ人はごく少数で、掛け持つ副業の数が2つまでという人が大多数(94%)を占めています。

上記の厚生労働省の調査によると、副業の目的は「収入を増やしたいから」「1つの仕事だけでは収入が少なくて、生活自体ができないから」「自分が活躍できる場を広げたいから」という回答が多く寄せられています。

2018年には、厚生労働省が公開している「モデル就業規則」から、労働者の遵守事項にあった「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という規定が削除され、代わりに副業・兼業についての規定が新設されました。

さらに、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」のパンフレットを配布する、Q&Aを公開するなど、副業を解禁したい企業や副業を行いたい従業員に対して丁寧な説明を行っているのです。

副業の業種については、収入増加につなげやすいサービス業や、自分のスキルを活かせる専門的や技術的職業の割合が高い傾向が見受けられます。

もちろん「副業の目的」として多くの人が挙げているように、仕事を増やすことで収入の増加が見込めます。それ以外に副業は単に収入を増やす手段としてだけではなく、自己実現や一つの企業に依存するリスクの回避など、その目的は今後も多様化していくと考えられます。

また、趣味や特技を活かせるような楽しみながら取り組める副業も増えていくかもしれません。

■新たな副業のワークスタイルとは?
新しい副業は、収入の確保とは別にキャリアの可能性を広げることに役立つ可能性があります。そのため、本業だけでは得られないスキルや経験を習得することで、キャリアアップにつながることが期待されます。

従来の副業の場合、「収入の確保」を主たる目的としていましたが、現在では、別の目的を持って副業をする人が増えています。収入確保以外で、副業を希望する理由には以下のような理由があります。

・離職、退職せずに別の仕事を経験してスキルアップに繋がる。
・副業にチャレンジすることでキャリアアップに直結する。
・本業の所得を活かしつつ、新たな自己実現を追求できる。
・現在のスキルや知見を実践で磨くためのチャレンジに繋がる。
・新たな人脈や人的なネットワーク構築にも非常に効果的。
・転職やフリーランスになることに備えた現場での情報収集。
・ひとつの企業に身を委ねることへのリスクが回避できる。

また、ひとくちに「副業解禁」といっても、企業によってその内容は異なります。例えば、ある大手旅行会社では、雇用関係の発生する副業は禁止しているものの、正社員がインバウンド向けの通訳ガイドとして業務委託や個人事業主として働くことは認めています。

いずれにしても、個人の能力向上につながる副業は、企業側にもメリットをもたらすといえるでしょう。収入増もひとつのメリットではありますが、副業だからこそ自由なキャリア体験に繋がると言われています。

■副業のプロ人材として働くメリット
「副業」の最も良いところは、本業によるベースの収入がある点です。「複業」が想定している、週の何日間かを別の企業で働くというスタイルが成立するには、まだ少し時間がかかるでしょう。本業を定めずに多くの企業に関わる「複業」は、専門性が確立している人や自分の力で安定的に案件を獲得できる人にとっては良いのですが、そうでない人が実践するにはリスクもハードルも高いといえます。

まずは、ベースとなる本業がある「副業」で、本当に自分がわくわくできるものを見つけるのがよいのではないでしょうか。
本業での収入を確保しているからこそ、サブとしての「副業」には、チャレンジングな夢を選ぶことができます。

例えば、いずれふるさとに戻ることを想定した上で、「副業」としてふるさとに関わり始める「ふるさと副業」もそのひとつです。「複業」の場合には、どの仕事も収入の裏付けが必要な場合が多く、新しい可能性があるからということだけではうかつにリスクを取るわけにもいきません。

「副業」を選択する優位性は、本業ではできない仕事や、リスクが読めないジャンルにもチャレンジできる点です。本業の補助のように見えても、「副業」には大きなメリットがあるのです。

■自分の目標や目的を達成できるかどうかで副業を選ぶ必要性
副業は、一人ひとりが自分の目標や目的に合わせて選ぶ必要があります。その際、本業が圧迫されるものやスキルが身につかないもの、リスクがあるもの、あまりにも単価が安すぎたり、肉体労働に相当するブルーカラー系の仕事は、自分の目的のために必要な副業でない限り、避けた方が無難です。

たとえば、時給制で働く副業は、アルバイトに近いため、この要素に当てはまる場合が多いです。時給制の副業は、自分で時間のやりくりができず、夜間や早朝など、まとまった時間を副業にあてる必要があります。そうすると、体力も削られ、本業に支障をきたす可能性が高くなってしまいます。

また、クラウドソーシングサイトに多いのですが、単発でスキルが身につかない仕事にも注意が必要です。副業のなかには、少額の収入は得られるものの、仕事の内容が単純で、長く続けても自分のスキルにならないものもあります。

たとえば、データ入力の仕事などは、はじめるハードルは低いものの、単純作業の扱いの仕事の部類になるため、長い目で見てもスキルが身につきにくい仕事です。こういった仕事は、仕事がなくなったとき、新しい仕事を見つけるさいに「やってきたことを生かしにくい」ことが問題です。

本業以外のスキルを身につけることは、将来へのリスクヘッジにもなるため、できる限りその会社のビジネスモデルや仕事に興味があり、スキルの伸びしろがある価値ある副業を選ぶことをおすすめします。

■まとめ
ひとつの会社に長く勤務していると視野が狭くなりがちです。副業で働くことにより、自分自身が成長できるというメリットも大きいでしょう。中でも特筆したいのは、「視野の広がり」と「スキルの向上」です。

副業を行うことで視野を広げるきっかけを掴み取る人も大勢います。また、本業では携われなかった仕事を行うことで、多くのスキルやノウハウを身に付けることも可能です。

副業解禁によって働く人も企業も元気になれば、日本経済全体が活性化にも繋がります。

現時点では、スキルアップや自己実現のために副業をしている人は未だ少ないようですが、スタートアップでは副業のプロ人材のニーズが確実に増えています。

また、自分の趣味や特技、そして本業を交えた専門知識は、うまく使えば高収入の副業につながることがあります。とくに珍しい分野の知見や希少性の高いスキルがあったり、独特の世界観に特化したニーズに対応できる場合はその傾向が高まります。

プロ人材としての副業は誰でもできる仕事ではないですが、自分の専門性を活かせる副業は、単なる「お小遣い稼ぎ」的な副業にはなりません。ビジネススキルを提供するような副業は、クライアントとなる企業にもにも喜ばれ、自分の成長にも繋がります。

働く人にとっては、本業以外の副業で自己実現できるなど、人生に大きな影響を与えるような経験も期待できるはずです。

本田季伸のプロフィール

KENJINS運営元代表 ★連続起業家★著者★人脈コネクター★KENJINSプロデューサー★「顧問のチカラ」伝道者★プライドワークス株式会社 代表取締役。 大学卒業後、日本食研株式会社を経て25歳で起業。複数のITベンチャーを創業する。業界初のサービスであることにこだわり、地域密着型コミットサイト、有店舗連動型ブランド品オークションサイト、日本初の出前サイト、セミナーチケット共同購入サイトなどを立ち上げる。クーポンサイトの運営時にバーコードを電子化し、チケットや会員証として携帯電話の画面上に表示するアイデアを世界で初めて考案し、発明者として20件以上の特許を申請し権利を取得。2002年にKDDIと共同で歌手の矢井田瞳のコンサートで電子チケット入場を実用化させ、モバイルチケットのパイオニアとして一躍注目を浴びる。 2012年に「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を出版。後に3部作となり累計販売部数は、75,000部を超える。2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設する。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している極端な顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、これまでの顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「サブスクリプション型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供している。特に複数の「営業顧問」の人脈ネットワークを活用した大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

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