本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「真に賢明な思想は、幾度となく考え抜かれてきた。しかし、それらを真に自分のものとするには、体験として根を張るまで、自分自身で真摯に考え直さなければならない。」
<ゲーテ>
「プロ顧問」として仕事革命を起こすには、自らが「実体験」として様々なチャレンジに取り組み、成果を上げたプロジェクトをベースに、クライアント候補に対して「手本」を示し、確かな結果に導くことです。
なぜなら、本人が何も実践しておらず、自らは実際にチャレンジせず、限界突破した体験談が全然できない人と、試行錯誤の中で改善を重ねて成功法則に辿り着いた実務経験を持つ人とは、「月とすっぽん」の違いがあり、自ら体現し再現性のあるノウハウを体得した人による助言とは、説得力が格段に違うからです。
自分という存在自身が、指導力があることの一番の証明になるのです。
若手の経営コンサルタントの中には、実体験が全く無いにも関わらず、仮説に基づきアドバイスや実行支援をしている人も稀にいます。それだと一種の賭けに近くなるため、コンサルタントの勉強のために顧客が実験台として犠牲になってしまう可能性が高くなります。
だからこそ、顧問やコンサルタントだけでなく専門家に何らかの仕事を依頼する側としては、その人物に実体験と成果を上げた事があるのかを見抜き、「本物であるか?」を見極める必要があるのです。
クライアントに実体験の手本を示し、確かな結果に導いてますか?
<本田季伸>