パラドックスの壁を乗り越えカニバリゼーションに挑んでますか?

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 運営会社社長   パーマリンク

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。

「私は毎朝目覚めると、世界を変えるぞ、すごく楽しい一日にするぞ、とふたつの決意をする。お陰で、その日の計画が難しくなることがある。」

<E・B・ホワイト>

スタートアップ企業が革新的なビジネスモデルに挑む際には、収益モデルを作り上げ早期に「マネタイズ」することが重要だ、という一般常識的な「パラドックス」を乗り越えることです。

なぜなら、マーケティング戦略の一つとして「無料」で商品やサービスを提供する「フリーミアム」という手法があるように、バックエンド商品を販売することを前提に無料提供をフックにし、工夫次第では「後から収益を生み出す」ことも可能だからです。

「パラドックス」は、古代ギリシャからある古くからある考え方で、一見正しそうに思える理論のなかで明らかに成立しない条件を新規事業の立上げのプロセスで新たな可能性を見つけたものの、既存事業に対する「カニバリーゼーション」が生じてしまうため、受け入れがたい状態になってしまうことです。

インターネットの優位性を駆使した「ビジネスモデル」には、大手企業が「イノベーションのジレンマ」を感じている間に、「ユニコーン企業」が登場し、成功者が小さな市場だと馬鹿にしていたマーケットで、巨人にまで成長することがあります。

あらゆる企業にとって飛躍的な成長を遂げる最大のカギは、イノベーションを起こすことにありますが、変革期の最中では既存プロダクトに改良を加える「持続的イノベーション」と、「創造的破壊」の二つの側面を同時に実現する矛盾に対峙する「逆理」の決意が必要になるのです。

パラドックスの壁を乗り越えカニバリゼーションに挑んでますか?

<本田季伸>

本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

経営者・採用担当者の皆様へ 日本最大級の顧問契約マッチングサイトのKENJINSでは、年収700万年収1500万クラスのハイクラス人材を、正社員採用よりも低価格で活用可能です。顧問のチカラで圧倒的な成果をコミットします。

この記事にコメントする


この記事の関連記事

目指す分野で成功している人をモデリングしていますか?

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。 「何かをやれるという最良の証拠は、 他人が既にそれをやり遂げたという事実である。」 イギリスの哲学者<バートランド・ラッセル> 自分が手に入れたい結果があるならば、目標とする人が ゴールに辿り付くまでのプロセスを研究し、...[続きを読む]

顧客価値を創造しつつ、利益を追求していますか?

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」をお届けします。 「お客様の要求と願望をすべて満たしながら、利益を最大限まで伸ばすこと、これがビジネスの本質なのです。」 <稲盛和夫> 企業の存続を保証する唯一の方法は、あるべき姿を目指し、結果としての利益を追求することです。 なぜ...[続きを読む]

独立する目標に対して期限を決め、実行計画を作っていますか?

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。 「今出来ない事は、10年たっても出来まい。思いついた事はすぐやろうじゃないか。」 歌舞伎役者<市川左団次> 独立して成功を勝ち取るためには、本やセミナー人の話などから、良いアイデアに出会ったら、間髪を入れずに最終「期限」...[続きを読む]

最初に価値を提供し、喜んで貰うことから初めていますか?

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。 「およそ事業をするには、まず人に与えることが必要である。 それは、必ず大きな利益をもたらすからである。」 三菱財閥創業者<岩崎弥太郎> 共感の時代と言われている今、事業を行う上で大事なことは、 「どうやったらお客様のため...[続きを読む]

ROIとは?ROIを意識した費用対効果の高いアポイントのコツ

コロナウイルスの大流行により、従来の訪問型のB2B営業方法は崩壊し、多くの法人営業リーダーはリモート化された市場で戦う必要が出て来ています。 また、顧客に接触する手法やインサイドセールスを含め、新たなリード獲得や有効商談に繋がるアポイント獲得のスキームを再構築する必要に迫られて...[続きを読む]