本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「企業は本業を通じて社会貢献をする。利益とは社会に貢献したことの証しである。多くの利益を与えられたということは、その利益を使って、さらなる社会貢献をせよとの世の声だ。」
<松下幸之助>パナソニック創業者
スタートアップ企業が、優れた事業戦略を構築するための一つの施策として、世の中が抱えている社会問題をビジネスを通じて解決に導くような「社会貢献企業」としての側面を打ち出すことです。
なぜなら、今日では顧客も事業活動の目的として、自社の利益のみを追い求めるのではなく、事業戦略に社会的な側面を持たせた「SDGs」に取り組むような企業を評価する時代にシフトして来ているからです。
広報活動的にも本業とリンクした「社会貢献活動」をPRすることで、会社のイメージアップや企業価値を向上させる効果も期待できます。
そこで働く従業員にとっても、自分たちのやっている事業が社会的に意義のあるものであるかを認識していることは重要で、個々の仕事が社会貢献に繋がっていると思えれば、事業に関係するステークホルダー(取引先企業、顧客、従業員、社員、地域社会)のレピテーションを高めることにも繋がるのです。
日本の大手企業では以前からCSR活動として企業の「社会的責任」を果たすために「環境保護」を表明するメーカー等も増えていますが、どんな企業でもクライアントに本当に価値のある提案をするためには、社会的な側面をつけ加える必要があるのです。
本業を通じた社会貢献企業としての側面を打ち出してますか?
<本田季伸>