本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「朝7時に起き、夜11時に就寝すれば、たっぷり16時間ある。大抵の人は一日中なにか仕事をしている。ただ一つ違うのは、彼らの仕事は非常に多岐にわたり、私はたった一つの仕事に全てのエネルギーを集中する点だ。」
<トーマス・エジソン>
ビジネスの「生産性向上」のためには、周囲に人達に流されてダラダラと残業する組織全体の意識を改革し、その日のタスクや一定の成果を確実に上げたら、早く帰ることが人事評価される「ホワイトカラー・エグゼンプション」を導入することです。
「ホワイトカラー・エグゼンプション」は、専門職や管理職などの「頭脳労働者」=「マネジメント層」を対象とした制度になりますが、マネージャークラスは年俸制であり、期限内に成果をあげることが求められるため、そもそも残業という概念がありません。
フリーランスの「プロ顧問」の場合には、同時に複数の会社に関与する「パラレルワーク」が前提になるため、1つの会社に定時に毎日出社して時給で働くという概念自体が無く、何らかの結果を出してこそ評価されるので「ホワイトカラー・エグゼンプション」の典型例になります。
「頭脳労働者」にとっては特に「ワークライフバランス」的には、長時間労働は弊害しかなく、重要な局面でのモチベーションを一気に上げて「最重要事項」にフォーカスし「短時間集中型」で取り組むことがカギになりなります。
ですので、その日にやるべき仕事が終わったら速やかに帰る方がエネルギーの維持には必要不可欠で、長いスパンで継続して頑張り続ける活力の再生に繋がることは間違いありません。
私自身の場合でもサラリーマン当時も起業家として働く今現在も、夜遅くまで仕事をすることは昔から非常に大嫌いでしたので、成果を上げる仕事の効率化やビジネスの仕組み化を徹底しており、残業は過去にほとんどしたことがありません。
現在も夕方6時には仕事を切り上げ、朝6時から仕事するスタイルが大きなパーフォーマンスに繋がると自らの体験から実感しています。ちなみに土日祝もその習慣を徹底し、このリズムを崩していません。
海外の企業では残業する人には、マイナスのイメージしか無く、頻繁に残業する人は、「決められた時間内に仕事を終わらせることができない人=仕事ができない人」と見なされてしまいます。
日本の会社の場合、仕事を終えても早く帰れない原因としては、周囲の目や仕事環境、雰囲気作りにも問題があり、仕事の中身よりも不毛な残業を評価するような空気が漂っている企業すらあります。
日本では、労働基準法によって労働時間は週40時間、1日8時間と決められています。
この基準を超えた労働時間は残業扱いになり、会社は残業に対して、1時間あたりの賃金に25%上乗せした残業代を支払う義務が生じるので、会社側の残業代の負担も大きくなります。
ですので、あらゆるビジネスマンにとって、仕事を効率化して生産性の高い働き方を推進するためには、働く時間ではなく成果を上げる人こそが真の「プロ人材」であることを組織全体に浸透させ、チーム内や会社からも、「タイムマネジメント」に優れた人物だと評価されるべき重要な要素になるべきだと言えるのです。
仕事で成果を上げ早く帰れる様にタスクを仕組み化してますか?
<本田季伸>