パフォーマンスとは?仕事のパフォーマンスが高い人の特徴

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 専門家インタビュー   パーマリンク

仕事のパフォーマンスが高いと言われる社長や取締役、CXOなどのプロ人材は、業務に掛けた時間ではなく、目に見える「結果」を出したかを重視し評価の対象とします。

なぜなら、経営戦略を推進する上で、少ない労力で効果的なアクションにより、どれだけの価値を生み出したのが大事なことを知っているからです。

会社経営を問わず、自らの責任と向上心を持っているプロ人材は、プロジェクトの投資対効果を検証し、一定期間におけるパフォーマンスを重視します。

ビジネスで成果を上げるプロ人材と呼ばれる人は、常に高い目標を掲げ、最も重要な鍵となるコアを見極め、達成するための努力や効果的な施策を講じることを惜しみません。

そこで今回、パフォーマンスとは何か、仕事のパフォーマンスが高い人の特徴について、解説します。

■パフォーマンスとは?
パフォーマンスとは、英語で「Performance」を指し、演劇、音楽、舞踊などを「上演」する芸術活動ことを意味します。プロスポーツ選手の卓越した技、特定の分野の専門家の偉業、功績という意味もあります。

心理学用語としてのパフォーマンスは、「能力心理学」に基づき潜在の能力が現実の場面で発揮され、本来の能力が覚醒が覚醒された状態で「遂行」されるという意味合いでも使われています。

スポーツの世界では、試合がスムーズに行われており、「無我の境地」で、目の前の競技に集中することで、結果を出すことが可能な「最高の心理状態」にある状態を「ピークパフォーマンス」と呼びます。

パフォーマンス研究者の第一人者のリチャード・シェクナーは、演劇や文化・芸術のパフォーマンスを「twice-behaved behavior」と定義づけ、「繰り返される振る舞い」として「パフォーマンスアート」と定義し、体系化しています。

■ビジネスでのパフォーマンス
ビジネスシーンでの「パフォーマンス」は、「性能」「効率」「成果」といった意味合いで使われています。

会社の場合には以下にように仕事の内容に応じて、求められるパフォーマンスの内容が大きく異なります。

・パソコン・IT関連:スペック、処理能力、商品性能
・マーケティング:広告に対するコンバージョン、ブランド
・営業:売上、新規顧客数、アポイント数、商談数
・経営者の成果:会社の売上、決算の業績、収益率
・会社が従業員を評価基準:実績、スキル、貢献内容

現在の仕事のパフォーマンスを高めるためには、導入したシステムによって、効率的にスキルやパフォーマンスが向上されているか総合的に評価することです。

ビジネスの施策に対する成果を効果測定するには、「重要業績評価指標」(KPI)を設定し、コストパフォーマンスを計測することが大切です。

特定のタスクの管理をするためには、成功を測る方法としてKPIを設定した上で、定期的に取り組んだ施策と結果を確認することで、様々なパフォーマンスを向上させることが可能になります。

■パフォーマンスとアウトプットの違い
アウトプットとは、日本語では「出力」や「成果物」という意味があります。ビジネスの世界では、「仕事の成果」、「事業活動の実態」としても使われパフォーマンスと同様の意味があります。

例えば、ビジネスの課題を持った経営者がコンサルタントに対して、経営課題解決に繋がるコンサルティングの依頼をした際には、現状の状態と結果をヒアリングし、施策の効果を分析した上で、「改善提案書」を作成します。

その際、改善提案の内容を資料として取りまとめ、具体的なアクションプランを経営陣に対して、「プレゼンテーション」する際にも「アウトプット」という意味でも使われ、その提案内容を評価され、高額な仕事依頼が確定するケースも多いです。

ビジネスマンの場合、アウトプットは、実際のビジネスで経験したことや本やセミナーで学習したことから得た学びを「話す」「書く」「発信する」など、具体的なアクションを起こし仕事に反映させる行動を指します。

会社を経営の生産性を高めるためには、様々な部署で働くビジネスマンが、予め設定した目標に対して達成状況や行動の結果を「振り返り」、実施した内容と成果について、「アウトプット」を元に、そのプロセスと結果を効果測定することがパフォーマンスの向上に繋がります。

目標に対してアクションプランが計画通りに実施されているかを定点観測し、アウトプットを評価することを「パフォーマンス評価」や「パフォーマンス指標」と言います。

■パフォーマンスが高い人の特徴
仕事が早く成果を上げている人が、どのような考え方を持ち行動をし、結果を出しているかを知ることで、自身のパフォーマンスを高めることが可能になります。

1、実行することにこだわりを持つ
成果を出す人は、行動することに重点を置いている傾向にあります。何かを思いついた時はすぐに行動に移し、数をこなすことで、行動の質を上げていくパターンを取ります。

ビジネスやスポーツ、演劇、起業家として独立する場合でもパフォーマンスが上がらず成果を出せない人ほど、事前の計画や準備にこだわる傾向があります。

トラブルが起きるケースを色々とシミュレーションしたり、リスクをあれこれと考えたり、顧客ではなく上司に向けたプレゼンテーション資料の作成に時間をかけたりと、行動の前に時間を要することが多いのです。

しかし、経験が不足している段階では、初めから効率の良い進め方をするのは難しいでしょう。まず行動することを優先し、成功や失敗の経験から学ぶことがパフォーマンス向上の観点からも効率的と言えます。

2、仮説検証を重ねている。
成果が出ない人は、初めから最高の質を求めようとする傾向があります。効率的な仕事の進め方やプロダクトを開発をしようと考え、入念に準備をするのです。

スタートアップの新規事業の立ち上げでは、最初から完璧を目指さず、早期にプロトタイプを用いて市場にローンチすることが欠かせません。

ローンチ後に、顧客からのフィードバックを受け、検証と分析、改善を重ねることで、製品やサービスの質がより高まります。

小さく早いPDCAサイクルを回しながらプロジェクトを進めれば、手戻りの発生も軽減します。効率よく作業を進められ、トータルでの開発時間や作業時間も短縮できるでしょう。

机上の空論とは異なり、マーケットでの検証と改善を幾度となく繰り返しているため、質の高い製品やサービスに仕上げられるのです。

PDCAにより、使いやすく魅力的な製品にブラッシュアップしたプロダクトを提供すること可能になるため、顧客満足度の向上にもつながります。

3、行動の結果を振り返る。
成果を出す人は、行動と結果を振り返り、アクションに対する検証を徹底して行います。たとえ最初は失敗しても、その根本原因を突き止め、常に改善策を考えます。

成功した場合も、何が成功した要因なのかを捉え、再現性のあるノウハウとして次の行動に活かすことができるのです。

リーンスタートアップの考え方は、PDCAを回しつつ段階的に完成形へと向かって行ける強みがあります。まずはプロトタイプを開発することで見える化し、仮説・検証や分析、改善を繰り返すため、顧客のニーズに沿った競争優位性の高い製品を開発できます。

成果が出ない人は、成果を出す起業家のように、この「振り返り」を徹底して行えていないことが多いのです。振り返りやテストすることをせず、闇雲に時間と労力、資金を投資してしまい無駄な行動をしてしまうのです。

振り返りとは、英語でリフレクション(reflection)と呼ばれています。自らの行動やアクションの結果を客観的に捉えて、改善点の洗い出しを行い、問題があればその改善点を実行し、パフォーマンスが高い施策を伸ばすことを目的にしています。

■パフォーマンスを上げるシングルタスク
仕事ができる人は、大量行動を行い、マルチタスクをこなしているイメージがあります。しかし、多くの研究では、マルチタスクは結果的に『生産性を落とす』と言われています。

パフォーマンスが高く成果を出している人は、マルチタスクをこなしているように見えて、それぞれの業務1つ1つにしっかり集中し「シングルタスク」で向き合っています。

シングルタスクとは、1つのタスクが完了してから、ほかのタスクに着手する仕事の手法になります。どのような分野でも1つの物事に集中するとパフォーマンスが圧倒的に高くなります。

一方でマルチタスクは、同時に複数のタスクをこなすため、作業効率が悪く、考えながら取り組む必要があるため、作業の開始後にスピードが乗らず、タスクを切り替える時間になってしまうことが多くなります、

シングルタスクでは、1つの作業にある程度の時間を取ることを原則としているため、エンジンが掛かり加速した状態をキープできます。

その結果、他のタスクのことを気にせずに集中して、1つの業務を進められるので、パフォーマンスが上がる傾向が高くなります。

ハイスキルなビジネスマンは、周囲の人からは、複数のタスクを同時こなしているように見えますが、「パレートの法則」に基づき、成果に繋がる大事な要素を見極め「フォーカス」していると言えます。

■パフォーマンスとパレートの法則の関係
パレートの法則とは、「結果の80%は、全体を構成するうちの20%の要素によって生み出されている」というものです。

この法則は、スポーツや日常生活、勉強、特定の分野のプロフェッショナルなど、さまざまな事象のパフォーマンス向上にあてはまる鍵となる要素であると考えられています。

特にビジネスシーンでは、80%に影響を与える20%の要素を見つけ出すためのフレームワークとして利用されています。

パレートの法則に基づけば、対象となる領域を絞り込めるため、パフォーマンスに繋がるアクションプランが立てやすくなります。

様々な数値を分析してみると、必ずしも80:20にはならないことも多くみられますが、実際には数値に絶対的な意味はなく、重要なのは、「上位の少数の要素が結果の大部分を占める」という点です。

パレートの法則は、「選択と集中」を裏づける経験則であるため、効果の高いの物事に実際に取り組み、テストを重ねない限り、本当に効果が上がる要素として明言することはできず、全ての分野で通用するかどうかは分かりません。

そのため、20%を導き出すためには、まず仮説として施策化し、仮説検証しながらセンターピンの見極めを進めることが原理原則になります。

■仕事のパフォーマンスを高める秘訣
ホワイトカラーは作業員とは異なるため、日々の仕事は、「ただ業務をしているだけ」ではなく、会社から何らかの成果を求められて仕事をしているはずです。

仕事のパフォーマンスが高いビジネスマンには3つの秘訣があります。

1、目標を設定しているか
人はよく元旦や1年の始まりに計画や目標を立てます。しかし、数ヶ月後や年末に振り返ってみると、結局何も出来ていなかったり、そもそも計画自体を忘れていたりということが良くあります。

努力が成果に繋がっている経営者は、「何のためにその努力をするのか」が明確です。何かの達成に向けた目標を掲げる際には、顧客のため、家族のため、お金を稼ぐためなど、最初の動機は何でも良いのです。

ただし、目指すべきものは人それぞれで構いませんが、そこに大義名分となる目的が加わるとパフォーマンスが高くなります。

行動目標を立てることは、結果目標達成のために「何をすれば良いのか?」を考えることから始まります。この「行う事柄」に「達成までの期限」が合わさることで「絵に描いた餅」ではなくなり、具体的な「達成計画」になります。

具体的な目標が定まればモチベーション向上にもつながり、努力がパフォーマンスの向上にリンクする可能性が高まるのです。

2、仕組み作りはできているか
単なる目標を定めただけでは、パフォーマンスを高めて成果を上げることにはつながりません。漠然と目の前の作業に取り組むだけでは、時給で働くブルーカラーと同じレベルになるため、当然ながら成果は上がりません。

経営者が掲げた目標を達成するためには、ビジネスの「仕組み化」が非常に重要になります。

大手企業と違って多くの中小企業では、ビジネスモデルや仕事の手法が「仕組み化」されていません。

仕事の生産性や成果が担当者のスキルに依存してしまう「俗人化」の現象が起きており、担当者によって仕事のパフォーマンスに大きな差がある場合が少なくないと言えます。

一方、マクドナルドに代表される大手企業の場合は、「仕事の仕方」が仕組み化されている「オペレーショナル・エクセレンス」を実現しています。

業務マニュアルを作ることで、担当者によるバラツキが最小限に抑えられ、そこで働く従業員の全体における時間に換算した仕事の「パフォーマンス」と成果物の品質が非常に高いのです。

3、日々のタスクを継続すること。
ビジネスを問わず、スポーツの分野や演劇等でも、パフォーマンスを上げるためには、継続することが何よりも大切です。

プロ野球選手が毎日の素振りを欠かさないように、途中で嫌になってもルーチンにも意味があることを確信し、頭で考えるより身体を動かして、「基本を繰り返すこと」を意識し、できる限り継続していきましょう。

心理学では、「作業興奮」というものがあります。作業興奮とは、一度作業を始めると湧いてくる集中力や意欲のことです。

例えば、ゴルフの初心者の場合、最初はアイアンをボールに当てることすら難しいです。最初難しいと思えるようなことでも、定期的にボールを打つことを諦めずに進めるうちに、パフォーマンスが上がり練習が楽しくなってくることが起こります。

仕事に没頭できない対策としては、自分なりの「作業興奮」に繋がるルーチーンを作り上げ、習慣化を行いましょう。

具体的なアクションを起こし、特定の作業を継続して行う中で、どういった制約を設ければ、仕事のパフォーマンスが上がるのかが把握でき、何度か繰り返しやっていくうちに「成功の方程式」が生まれていくはずです。

■パフォーマンスに没頭が必要な訳
人間は、何かに没頭している時、最大限のパフォーマンスを発揮することができます。

それが「ピークパフォーマンス」と呼ばれる没頭している状態です。ピークパフォーマンスとは、周囲から音が消え、考えるよりも先に身体が動き、すべての意識がある事象に注がれている状態を指します。

そういった没頭するためのスイッチをいくつか持っておくことで、ピークパフォーマンスを自由に引き出せるようになります。

経営者の場合、大きな『ビジョン』を掲げれば、常に困難な目標を意識しなければならず、心理的な負荷を受け続けます。

しかし、ビジョンを掲げるとど同時に、最終的なゴールを毎日の行動目標に分割し、ブレイクダウンすることで、大きな目標には目を向けず、目の前の小さな目標を達成することにフォーカスできる状態になります。

この小さな目標を日々、達成し続けることで、振り返ると大きな目標の達成に繋がる「パフォーマンス」を引き出すための状態を作り出します。

ビジネスマンであれば、努力の末に何かを達成した経験のある人は多かれ少なかれあるでしょう。没頭力とも言える「ピークパフォーマンス」を上手く使いこなすことができれば、大きなパフォーマンスを発揮することができるはずです。

■まとめ
ビジネスにおいて経営者のパフォーマンスとは、仕事成果や営業、マーケティングの成果、売上実績、決算の数字などを指しています。

経営者にとっては、一定の期間内に良いパフォーマンスをあげるためには、ビジネスモデルを構築することで、会社経営にレバレッジを効かせ、できるだけ多くの収益「リターン」を獲得することはとても重要です。

その際、手にした売上や収益だけを見るのではなく、様々な施策に対して投資した事柄に対して、収益が掛けた労力と時間に見合ったものだったかを把握するパフォーマンス評価が重要になります。

例えば、インターネット広告への投資により、手に入れた売上や顧客の数などの状況を鑑み、投資したことへの収益が広告への投資した金額に比べて良かったのかという費用対効果のパフォーマンスに測定することも非常に大切です。

なぜなら、最初にイメージした仮説を検証することにより、ビジネスプランへの投資判断、実行したした施策が本当に妥当だったかを検証し、経営戦略を見直すことで、改善に繋がる次のアクションプランに役立てることができるからです。

プロ人材にとって「行動の量=評価」ではありません。

会社経営をする上では、どれだけ体力を削って頑張るかではなく、「どのフィールドで頑張るか」を見極めるのが、経営戦略であり、パフォーマンスを上げる前提条件になります。

もちろん、ライバルが沢山いる同じフィールドであれば、行動量が大きな成果に結びつくので、時には「人的資源」を削って頑張ることも重要であることは間違いありません。

しかし、経営者とっては、最小の努力で最大の成果を上げる「レパレッジ」を効かせる仕組みを作り上げることが最も重要な仕事になります。

最高のパフォーマンスが上がった「成功の方程式」を見極め、再現性のある仕組みを構築することができれば、成功確率の高い施策を「勝ちパターン」として導き出せます。

その仕組みを他の仕事に転用したり、“勝因”を分析し、再現性のある「勝ちパターン」を追加するなど、実践でテストすることで「パフォーマンス」を向上させることが可能になります。

「優れたアイデアをすべて自分で着想することなど誰にもできない。大切なのは学習するスピードであり、優れたアイデアを実行する能力である。」

<マイケル・デル>(デルコンピュータ創業者)

■最後に
社長が一人でできる仕事には限りがあります。別の言い方をすれば、仕事はチームで行うものであり、成果を上げるために設定された目標はチームで共有され、実行されるからこそ、「パフォーマンス」に結び付きます。

成果を出せない社長は、目の前の業務に追われており、「ピークパフォーマンス」とは無縁の状態に陥り、多大な損失を被り、自分の手に負えなくなった段階で周囲に助けを求める傾向があります。

ビジネスで大きな成果を出せる社長は、業務の量や仕事の難易度を把握し、誰かの手を借りた方が良いと判断した場合には、ハイパフォーマーなCXOを任命したり、外部の優秀パートナーに早めに助けを求め、プロ人材と役割を分担しています。

その際、単に「自分に必要だから」という理由だけで助けを求めるのではなく、お互いに尊重しあった関係性を作り上げ、信頼関係がある前提でお互いに“助け合う”意識が非常に大切なのです。

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本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

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