インターンとは?大学生が長期のインターンに参加するメリット

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 働き方改革   パーマリンク

新卒でも即戦力となるスキルが求められるアメリカの企業では、実務経験あることが非常に大切です。

そのため、就職を希望している大学生のほとんどは、在学中に長期のインターンシップに参加し特定分野のプロ人材として活躍することを目標に定め、学生時代を過ごします。

なせなら、アメリカには、日本企業の新卒採用のように総合職という概念がなく、大学を卒業したばかりだからスキルや実務経験が無いのは当たり前という考えでは、就職活動を行っても内定が出ないという厳しい現実があるからです。

現在、日本でも多くの大学生がインターンを通して、業界や職種、企業規模に関わらず、興味のある業界や自身に合った仕事を見極める機会を作り、実務経験を積むきっかけにしようという考え方が広がってきています。

そこで今回、インターンとは、大学生が長期のインターンに参加するメリットについて、解説します。

■インターンとは?
インターンとは、大学の在学中に実際に企業で働く就業体験のことで、正社員とほとんど同じ仕事をするケースが多くあります。また、グループワークなどで業務の疑似体験をすることもあります。

インターンは、英語で「intern」で、インターンシップは、「internship」と表記されます。日本語では、「就業体験」や「就労体験」を意味します。

日本の場合、学生時代に将来やりたいことや、なりたい自分が明確ではない大学生が非常に多いです。就職活動でも「どんな仕事に就いたら良いのかわからない」と悩む学生は沢山います。

インターンという1つのアクションを起こすことで、企業への理解だけではなく自分への理解が深まります。

インターンシップにやみくもに参加するのではなく、なんのためにインターンシップを経験したいのか、というように目的を明確にすることも大切です。

就職活動する際にも、履歴書にインターンシップの経験があった方が100%良いことは間違いありません。興味のある業界や企業だからこそ、しっかりと業務内容を理解したい場合には、長期インターンシップがオススメです。

文部科学省の「令和元年度 大学等におけるインターンシップ実施状況について」によると、令和2年3~6月ににインターンシップに参加した学生数は79万8,004人になります。

内訳としては、大学院、短期大学、高等専門学校を含むとなっており、これは全学生の4人に1人以上が参加している計算になります。

■インターンとアルバイトの違い
インターンとアルバイトの主な違いは、その目的にあります。

・インターンの目的:仕事の内容や自身の適性を理解すること。
・アルバイトの目的:労働と時間の対価として給料を貰うこと。

アルバイトの目的が収入を得ることですが、インターンの目的は、大学生が仕事に対する自己の適正を試したり、仕事の内容をより深く理解して就労経験を積むことにあります。

学生にとっては企業や職種について詳しく知ることができ、企業にとっては学生への魅力付けができたり、学生とのミスマッチを防ぐことができるなど、双方にとってメリットが大きいため、インターンをおこなう企業が増えています。

このように、インターンシップとアルバイトは別物だということを理解したうえで、企業での就業体験に取り組むことが大切です。

インターンは特に大学1年の方にもおすすめできる就職活動の一環で、早い段階から社会経験を積むきっかけになります。

■アメリカの新卒採用では、実務経験の有無が重要
日本の新卒採用は、これからの成長を予測して、活躍できるだろうと期待をこめて内定を出すことになります。

しかし、アメリカの企業は、即戦力が求められます。すでに十分な実力を持っていて、すぐにでも企業で活躍できる人物を採用する傾向にあります。「将来に期待を込めて」という意図の採用はありません。

そのため、これまでの経験や、現在の能力が非常に重視されます。特に実際に同じ職種で働いたことがあるかという、実務経験の有無は採用に大きく関わります。

新卒では実務の経験が無いことが一般的ですが、アメリカではほぼ全ての学生が長期のインターンシップに参加して、実務を経験してから就職活動を始めることになります。

日本では、新卒では実務の経験が無いことが一般的ですが、アメリカではほぼ全ての学生が長期のインターンシップに参加して、実務を経験してから就職活動を始めることになります。

インターン先の企業で実力を認められれば、内定を貰えることもあり、積極的に参加して実務を経験することになります。実際に働き始める前に、企業とのミスマッチを防ぐためにも、インターンシップは非常に大切です。

企業の採用選考では、志望動機などの自己PRによる将来性や期待値だけでなく、インターンでの業務実績による実力値も合わさるため、インターンの成果は今後さらに重要視されていくことが予想されています。

■インターンの種類と参加方法
インターンには、半日、1日と短期から参加できるものもあれば、半年や2年など長期的なものもあります。

前者は企業理解を深めるためのものという意味合いが強いですが、後者はビジネススキルをつけることを目的としているものが多いです。

インターンに参加することで経験を積み、ビジネスを通じて様々なことを感じながら自身のことをより深く知っていけば、将来の自分を明確にすることができます。

インターンを通じて実際の会社の雰囲気を味わうことで「そもそも自分はどんな企業で働きたいのか」ということを考えるかもしれません。

大手企業の志向の学生が、スタートアップで実際にインターンをしてみたら、大事な仕事を任されたことでは会社選びの基準が変わりこともあります。実際にスタートアップの社長に憧れるようになり、経営に近い仕事ができる会社に入りたいと思う学生も沢山います。

就職活動を進めていく上で助けとなる情報が得られるので、インターンシップは選考に関わるものであると重たく考えすぎず、自身を知るための行動だと捉えて参加することをおすすめします。

長期インターンの募集の場合、書類選考を設けているところが多いです。有名企業のインターンシップでは、人数制限の関係から選考が行われるのが一般的です。

応募書類を提出し、個人面接や集団面接を受けるというのが基本的な流れです。本選考と同様、エントリーシート(ES)を書いたり、面接を受ける必要があります。

インターンで良い実績を残すことで、内定を得られるケースもあります。

■大学生がインターンを行うメリット

1、仕事や業種の理解が深まる
説明会や座談会、OB・OG訪問などで企業の説明を受けることはできますが、説明を聞いただけでは理解できないことが多くあります。

インターンを通して仕事や業種の理解が深まり、入社後に「こんなはずではなかった」と後悔するリスクを防げます。

特に仕事内容については、頭で考えるのと実際にやってみるのとでは印象がまったく異なります。思わぬところにやりがいがあったり、反対に苦労するところがあるかもしれません。

インターンは大学生にとって、将来やりたいことを検討し、企業での働き方や組織の雰囲気をあらかじめ把握できる絶好の機会となります。

「やりたい仕事が見つからない」という大学生も、さまざまなインターンに参加することで「この仕事はやりがいを感じる」「これは向いていなさそう」などと実感することができるため、企業や職種選びの軸が定まりやすくなります。

2、ビジネスに必要なスキルが身に付く
インターンは、社会人になったら経験できないような仕事を実務経験を積むことができるため、将来の可能性も大きく広がるでしょう。

特に長期のインターンでは、基本的なビジネスマナーやPC、コミュニケーションスキルなど、ビジネスに必要なスキルが身に付きます。社員から教育を受けたり、社員を見つつ働くことになるため、ビジネススキルを学習しやすい環境にあります。

ビジネススキルは書類選考や面接でも必要になります。

たとえば書類選考ではビジネスマナーにのっとった書き方、面接ではビジネスにふさわしい身だしなみの整え方、話し方が求められるのです。面接直前にそれらのスキルを身に付けようとするのは大変ですが、あらかじめインターンで身につけておけば安心です。

また、ほかの人にはない強みを身に付けることもできます。

例えば、インターンで社員からのアドバイスを受け、「とにかく行動を起こさなくては」と多くのことに挑戦し、結果的に行動力がつくといったケースが挙げられます。インターンで身に付けた強みは、就活での自己PRでアピールすることもできます。

3、就職活動の際の武器にできる
インターン先が、あなたの入りたい企業かどうかにかかわらず、リアルな職場を体験することは、あなたの将来を具体的にイメージするきっかけになります。

就活では、「学生時代に力を入れたことは何ですか?」、通称「ガクチカ」に関する質問をされることがよくありますが、「学生時代に大した活動ができていないからアピールできるエピソードがない」と悩む人は多いです。

長期インターンに参加すれば、その経験は学生時代に力を入れて取り組んだことの題材にできます。

インターンは、就業体験であることから、あなたの努力やスキル次第で、自分の所属する学部・学科やゼミの専攻で得られる学び以外の知見や経験が得られます。

インターンでの成果も就活時に評価されるようになるため、インターンで培った就労経験や実績は大きな武器になります。

4、責任を果たした分報酬をもらえることがある
長期インターンでは、コンスタントに働くことで、アルバイトよりも効率よく稼げる場合もあります。

また、アルバイトとは異なり、その企業や業界に必要な知識や知見、スキルを身につけることも可能です。

給与体系は、時給、日給、成功報酬系の3パターンがメインになります。

東京では時給1,000円~2,000円程度、日給6,000円~10,000円程度が一般的となっています。

大学1年生からインターンに参加し、その企業に長く在籍して実績を上げれば、より多くの給料を貰うことも可能です。

給料を稼ぐだけではなく、学びを得つつスキルも磨きたい人にとっては、アルバイトよりもインターンの方がお勧めだと言えます。ただし、アルバイトよりも責任が重いケースが多いことには注意してください。

社員とほぼ同じ働き方を求められることもあり、報酬を目当てに参加すると責任の重さに苦しい思いをするかもしれません。

5、人脈を構築できる
インターンで出会えるのは、インターン先の企業に勤める社員だけではありません。一緒に働くインターン生や、インターン先の顧客、さらには社長など企業のトップレベルの人たちと会う機会もあるかもしれません。

スタートアップのインターンでは、社長や経営幹部とコミュニケーションをする機会が多くあります。

そのため、社長と人脈を築くことができ、改めてOB・OG訪問をさせてもらえたり、さらに知り合いの社会人を紹介して貰える可能性もあります。

また、インターン生同士で情報交換をしたり、先輩社員から就活のアドバイスを聞いたりするなど、新しい人脈やコミュニティーの中で得られる刺激は、あなたの価値観や将来に大きなよい影響をもたらすはずです。

会社説明会などは、社員はともかく、スタートアップの社長と深く交流できることは少ないですが、インターンでは親交を深めやすく、中には社会人になってからも交流が続いている人もいます。

■長期インターンにおすすめの職種

1、営業職のインターン
営業職とは、業界問わず企業活動において欠かせない存在として、多くの企業で求められている仕事です。

営業職のインターンでは企業の商品やサービスを提案して、販売・契約に向けて営業をかける一連の業務を学びます。

法人営業は、企業を対象として営業活動を行います。取り扱っているのは、自動車や電化製品といった有形商材のほか、企業保険や広告、求人情報などの人材系商材、IT関連や金融関連の商材など、無形商材も多いです。

営業は自社の商品やサービスを売り込むことが仕事だと思われがちですが、お客様が抱える課題に対する解決方法を一緒に考え、それにふさわしい提案をするのが営業職の基本的なスタンスです。

会社の窓口となり最初から最後まで責任をもって関わる営業部署は、ほとんどの会社で設けられていて、売上に直結する花形部門です。

社会人としての経験値を積むのに適した職種といえるでしょう。

2、マーケティング職のインターン
マーケティングとは、世の中が求めているものを探り、ニーズを満たす商品やサービスを効率的に提供するための活動の総称。新しい商品・サービスを企画したり、企画するための市場調査、販売に向けて営業戦略やプロモーション手法を検討したりするなど、活動内容は多岐にわたります。

自社の商品やサービスを消費者に利用してもらうため、戦略を練ったり消費者分析をしたりする奥が深いマーケティング職になります。

営業職と同様に、どの企業にとっても欠かせない重要な部署の一つです。

マーケティングといえば「市場分析」を連想する学生も多いですが、それはマーケティング職が行う仕事のほんの一部に過ぎません。

また近年はIT時代に突入しているため、Webマーケティングも欠かせない仕事といえるでしょう。

Webマーケティングでは、多くの人が利用している検索ツール「Google」から自社サイトが評価されるように試行錯誤したり、自社メディアを運営して集客したりとインターネット上での販促活動を担っています。

マーケティング職の長期インターンに参加すれば、分析力が身につくだけでなく、マーケティング全体を通した考え方も習得できるでしょう。

3、新規事業の企画職のインターン
新規事業の企画職は基本的に、消費者の需要と供給を理解して「売れる商品」をつくるのが仕事です。

商品の製造・販売やサービスの提供を行う「事業会社」においては、新卒でマーケティング部門に配属される人はほんのひと握りです。

なぜなら、マーケティング職には商品や消費者、マーケットの知識・理解が必要とされるからです。

まず営業部門を経験して、自社の商品、サービスや顧客、マーケットを十分理解した上で、マーケティング部門に異動となるケースが大半です。

ただし、学生時代にインターンでマーケティングや統計学を専門的に学んだ人は、入社後すぐにマーケティング部門に配属されるケースも、例外的にあるようです。

加えて大きなプロジェクトに一から参加できる可能性も高く、非常にやりがいを感じられます。

4、エンジニア職のインターン
エンジニアとは、工学分野に関する技術者の総称です。IT業界でエンジニアという場合は、ITに関するスキルを持った技術者を指します。

近年急増しているエンジニア職も長期インターンとして人気のある職種です。

その理由としては、新卒でエンジニアとしての就職を目指す方は、まずはエンジニアの基本的な知識を確認しておくことが必要だからです。ITエンジニアと聞くと、システムの開発を思い浮かべる人も多いですが、エンジニアにも多岐にわたる分野があることを覚えておきましょう。

エンジニアの仕事は、要件定義から設計、運用・保守まで多岐にわたります。具体的には、新規サービスの開発、既存サービスの改善・運用、ゲーム・アプリケーション開発などになります。

IT業界は慢性的な人材不足の状況にあり、近年はエンジニアをはじめとするIT人材を積極的に採用する企業が増加しています。

スキルや経験よりも、IT技術への興味や学習意欲、適性などを重視する企業も多いため、エンジニアは新卒者が就職を目指しやすい職種であるといえるでしょう。

5、デザイナー職のインターン
デザイナー職は自社の商品やサービス、運営するWebサイトなど多岐にわたる部分のデザインを担当します。

仕事内容としては、PhotoshopやIllustratorを使った画像加工、HTML・CSS・JavaScriptを使ったホームページのコーディング業務、商品や雑貨のデザインなど

デザイナー職のインターンは、どのような企業を選ぶのかによって学べる内容が大きく異なります。

Web制作会社のデザイナー職ならば、Webサイトのデザインに関係する仕事を体験できます。Webデザインとは、その名のとおり、スマホやPCで閲覧するWebサイトのデザインをする仕事になります。

Webデザイナーの仕事と聞くと、コーディングのパートだけを想像する人もいるかもしれませんが、企画から実装まで幅広い業務を担当します。

Webサイト制作を通じて、企業や個人の届けたい情報を最適な形で届けます。コーポレートサイト、サービスサイト、ECサイト、LP(ランディングページ)など、Webサイトの種類はさまざまです。

デザイナー職の長期インターンを経験しておくことは、将来デザイナーになりたいと考えている学生にとって非常に有利に働きます。

なぜなら、デザイナーとして現場で作品を制作したことのある経験は、非常に大きな実績となるからです。

■インターンをする際に大手企業とスタートアップで迷っていたら
企業の規模感でインターン先を選ぶ場合、大手企業とスタートアップでのインターンの違いは、押さえておきたいポイントの一つです。

それぞれのインターン先で得られる経験の質が異なる傾向にあるので、次のようなポイントを押さえながら、あなたの目的に合った企業を選びましょう。

スタートアップとは、独自のアイデアや技術を基に、新しいサービスやビジネスを展開する革新的な企業を指し『短期間で急激に成長すること目指す企業』と定義することができます。

スタートアップは企業の成長スピードが速いため、採用や仕組み化が追いついてない場合がほとんです。

そのため、業務量が多かったり、通常では任せて貰えないような大事な業務を任せられることが多いです。

大手企業の場合は、20年間も同じ会社に勤務していたにも関われず、同期入社が100人以上いる場合には、重要なポジションに就任する難易度が非常に高いと言えます。

ですが、設立して間も無く、人数が少ないスタートアップは20代で事業部の責任者になったり、役員として抜擢される場合もありあり得ます、その分、ポジションに見合うべく努力が必要になりますが、成長スピードが劇的に早くなります。

主体性が求められる環境で、チャレンジ意欲があり、サービスの立ち上げ初期~拡大期を経験したい人には、スタートアップで働くことが非常におすすめです。

スタートアップで活躍すると若くしてCXOになれる可能性が高いことに加え、実力次第で子会社の社長になれる可能性もあります。

また、有名企業のCXOのポジションにヘッドハンティングされることもあります。

20代でCXOのポジションで結果を残せれば、その後キャリアが圧倒的に有利になるので、スタートアップならではの大きなメリットになります。

インターンのうちから個人に任せられる裁量が大きく、社員と同じような業務を経験できる企業が多いです。

その一方で、業務量が多く、アルバイトやサークルとの両立が難しい場合もありますが、その後の人生に大きな影響を及ぼす貴重な体験になるでしょう。

■まとめ
インターンを実施することで学生は企業の雰囲気や人を知ることができ、業務に携わることで入社後のイメージを掴むことができます。

インターンは、会社説明会や企業研究だけでは分からない、細かなところまで知ることができる、貴重な機会となっています。社員と直接話をするチャンスも、インターンシップ以外ではなかなかありません。

インターンでは業務を体験できたり、実際の業務に近い課題に取り組むことが多いので、自分がその企業にマッチしているのか、求められる基準に応えることができるのかといった適性や能力などを知ることができます。

そのうえで「自分の思い描いている会社とは違かった」となれば選考には参加しない選択もできますし、もし入社したいと考えれば選考を進めることもできるので、学生にとってもインターンは正確な判断に繋がるアクションの1つといえるのです。

特にスタートアップでのインターンは、経営者との距離が近いことが大きなメリットになります。

なぜなら、経営の視点と現場の視点は全く別のものであり、どれだけ長く現場で仕事をしても、経営の視点を身に付けることはできないからです。

経営者の側で働くことによって、経営サイドの能力を身につけることができるので、これはスタートアップの大きな魅力になります。

特に、大手企業で歯車として働くのではなく、ベンチャー志向の学生には、スタートアップでのインターンは非常に価値のある機会になります。将来経営者になることを考えている学生にとっては、絶好のチャンスだと言えます。

「選択肢を前にした若者が答えるべき問題は、正確には何をしたらよいかではなく、自分を使って何をしたいかである。」

<ピーター・ドラッカー>

■最後に
アメリカでは、経験よりも、成果を大事にする企業がほとんどです。大学時代のエピソードよりも、すぐに能力が分かる学歴や資格、ビジネス経験がある方が説得力が強く、採用される可能性も上がります。

日本の新卒での就活では、総合職と一般職など、大きな枠で求人募集を出すことがほとんどです。

しかし、日本の行業の場合、1人で様々な仕事を行うことが一般的ですが、アメリカでは、営業職でも業務プロセスが細かく分かれていて、部署別、業務プロセスに基づき採用されます。

日本では、新卒でインサイドセールス専門、カスタマーサクセスの営業の募集など、最初から仕事内容が決まっている求人はあまり見かけません。

応募資格が「ジョブディスクリプション」により細かく記載されていて、必要な資格、学士号の有無、これまでの経験が応募の条件として挙げられます。

ジョブディスクリプションとは、英語で「Job Description」と表記されます。日本語では「職務記述書」と訳されます。職務内容や責任の範囲、ポジション、求められるスキル、技能、資格などを記したものです。

ジョブディスクリプションは、特定の業務に専任する人材を採用する「ジョブ型雇用」において用いられます。即戦力として、すぐに企業で活躍してもらいたいとの考えが浸透しているため、要求されるスキルも明確です。

日本では、これまで入社後の成長に期待して採用する「ポテンシャル採用」が一般的でした。一方、アメリカでは、新卒採用でも将来に期待するのではなく、すぐに活躍できる実力を持っているかが判断基準になります。

今後、日本の学生でも、長期インターンを行い、就職活動の前段階で自己研磨を図りスキルを高めた上で、自分の得意を活かせる会社や仕事を探すことは、常識になる可能性があります。

ただし、学業が本分であることを前提に、普段の生活に支障が出ないかを見極めてから参加を決めると良いでしょう。

■長期インターンやスタートアップに興味のある大学生を大募集
現在、日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を運営するプライドワークス株式会社では、長期インターンをしたい大学生を募集しています。

顧問紹介サービスは、大手事業の元社長や取締役などの経験者が多く、クライアント企業の経営者や経営幹部と向き合っていく仕事となりますので、経営、経済、営業、マーケティング等の知識を習得できる魅力的な仕事になります。

KENJINSでは、スタートアップの起業家が抱えている、様々な経営課題を解決する手段を提供し、クライアント企業を成長へと導くことで、日本経済を豊かにすることを目的に事業を展開しています。

現在、顧問紹介サービスを運営する業界への就職は、非常に人気が高いため、就職の難易度が高く、有名大学を卒業したメンバーが活躍しています。

仕事を通じて様々な企業の経営者やコネクションをふ豊富に持つ顧問との人脈ができれば、大きな武器になります。

KENJINSの運営会社である当社では、現在、ボードメンバーとして20代の経営幹部を募集しているため、1年以上インターンとして参画し成果を上げた大学生は、当社のCXOに抜擢される可能性があります。

当社の長期インターンに興味のある学生は、以下からお問合せください。
https://kenjins.jp/inquiry/

■社会人インターシップを募集
大学生のインターンは、一般的ですが、社会人インターンを推進している会社は少ないです。

日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」では、IT人材の不足や様々なビジネスの課題を抱えたスタートアップに、現役のビジネスマンに副業としてプロジェクト参画して貰うことで、ハイスキルな人材不足を獲得するための新たな社会人インターンシップを提供しています。

社会人インターンシップは、新たなイノベーションを作り出すことを目的にしています。基本的には、現役ビジネスマンの副業もしくは、転職を考えている人が副業としてジョンインした後に、お互いの相性が合えば、正社員になることも可能な人材マッチングサービスになります。

人手不足の中小企業が年齢を問わず、大手企業で成果を上げた実績のあるプロ人材に技術顧問に就任して貰ったり、現役の若手に副業としてプロジェクトに参加して貰えたことによって、圧倒的な成果を出すことに成功した会社が沢山あります。

KENJINSでは、従来の顧問サービスの枠を超えて、現役の若手に副業から参画して貰い、経営者や他のCXOとの相性が合えば、CXOや取締役としての転職や社外取締役の就任などに繋げる、新たな人材紹介サービスを推進しています。

【顧問報酬100%】経営幹部やCXOに特化したフリーランス・副業のエージェント会社
https://kenjins.jp/lp/prokomon/

本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

経営者・採用担当者の皆様へ 日本最大級の顧問契約マッチングサイトのKENJINSでは、年収700万年収1500万クラスのハイクラス人材を、正社員採用よりも低価格で活用可能です。顧問のチカラで圧倒的な成果をコミットします。

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