フリーランスとは?業務委託で働くフリーランスになるメリット

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 働き方改革   パーマリンク

現在、アメリカを中心に浸透していたフリーランスという働き方が日本でも浸透しつつあります。

その理由としては、日本でも働き方改革やリモートワークが普及したことで仕事の仕方が大きく変化しているためになります。

そのような中、政府が働き方改革を促進し、大手企業でも副業解禁をする会社が増えています。

その一方で、フリーランスとして独立や副業をしたいと考えているが、業務委託で働くフリーランスになるメリットが分からないという方も増えています。

そこで今回、フリーランスとは何か、業務委託で働くフリーランスになるメリットについて解説します。

■フリーランスとは?
フリーランスとは、会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約する人のことです。個人で仕事をしている人のことを指すことが多く、スキルを武器に自分の才覚などで仕事をしているプロ人材になります。

フリーランスは、企業や団体などとの雇用関係が存在しません。クラウドソーシングサイトなどで複数の会社から依頼を受けた単発の仕事もしくは、業務委託を締結し、長期的な仕事を行うプロ人材ことを指します。

フリーランスのプロ人材は、案件ごとに契約を結び、仕事を進め、報酬を得る方々のことを指します。働き方の概念として捉えられることもあります。

日本では、フリーランスという言葉が以前は個人事業主という言葉で表現していました。

しかし、1990年代後半インターネットが日本に飛躍的に浸透してきたことで、日本以外の国の文化に触れることが容易になりフリーランスという言葉が、徐々に個人事業主の代わりに使われるようになりました。

これまで日本では、終身雇用という制度を前提とした正社員という働き方が主流でした。ですが、現在、働き方は大きく変化しました。退職金制度のない企業も増え、年金制度も崩壊しつつあります。

そのような時代の変化の中で正社員として定年まで働くというより、フリーランスとして個々の専門性やライフスタイルに合わせた働き方を望む人々が増えました。

人生100年時代と言われ、定年後のキャリアについても考えられるようになった、価値観の変化も影響していると言えます。

■日本のフリーランス人口の増加と市場の今後の成長
フリーランスは副業・兼業を含む業務委託で仕事をする人を指していますが、日本におけるフリーランスの経済規模は、約20兆円以上にも上ります。

フリーランスが増加した背景には様々な理由があります。

中小企業庁の「小規模事業者の構造分析」によると、フリーランスがその働き方を選択した大きなきっかけの一つに「自分の得意な技能や経験を活かせる働き方を求めるようになったこと」が挙がっています。

今後のフリーランス市場がどのように成長していくのかを紹介します。

2018年日本におけるフリーランス人口は1,119万人であり、2015年日本のフリーランス人口913万人と比較すると、年々増加していることがわかります。2018年のフリーランス人口は日本の総労働人口の約17%に当たります。

このことから日本の総労働人口の約5人に1人がフリーランスということです。

業務委託ベースのパラレルワーカー数が増加傾向にあり、会社員から副業を経てフリーランスとして独立するケースも多く見られます。

■アメリカのフリーランス人口の増加と市場の今後の成長
アメリカでは2027年、フリーランス人口の割合が会社員人口を上回るという結果が出ています。

経済大国アメリカでフリーランス市場の普及率が割合の半数を占める可能性があることを考慮すると、今後日本のフリーランス市場がさらに拡大をし、アメリカと似たような成長をしていく可能性は大いにあります。

その他、フリーランス市場は政府の働き方改革の促進により、現行制度の改善や新たな制度の創設が実施されることもあり、成長していくでしょう。

フリーランスになる人の特徴としては、元々、何らかの専門技術や好きなことがあり、それを活かした仕事をしたいと思ったことがきっかけのようです。

自分の特技や好きなことを活かし、報酬を得られること・社会に貢献できることは確かに大きな魅力があり、個人の生きがいにも繋がるでしょう。

フリーランスの働き方を続けている人は、その働き方や仕事内容の自由度にも魅力を感じています。

■人生100年時代では誰もがフリーランスになる可能性
人生100年時代では、65 歳で定年退職した後のセカンドキャリアとして、誰もがフリーランスのプロ人材や顧問として働いていく可能性があります。

変化の激しい時代においては、自身のキャリアを勤め先の会社や人事部の判断に預けて、一社に依存すること自体が極めてリスクが高いと言えます。

そのため、定年を待たずして、若いうちから自律的に自身のキャリアと向き合うことが大切だという考え方は、ミレニアル世代を中心に拡がり始めています。

フリーランスはどこでもいつでも仕事ができるため、労働生産性の向上はもとより、時間の有効活用・地方業務の活性化などにも貢献するでしょう。

フリーランスのメリットとして、

・仕事をする時間や場所の自由度が高い。
・自分の好きな仕事ができる。
・仕事の量を調整できる。

などが挙げられますが、フリーランスになるメリットはライフスタイルが多様化した現代人のニーズに非常にフィットするのではないでしょうか。

■フリーランスは雇用契約とは異なる
フリーランスは企業に雇用されていないので、「労働基準法」などの労働法規が適用されません。

例えば「最低賃金」「労働時間」「休日」「有給休暇」「労働災害での補償」など、会社に勤める人を保護する規定からは対象外となります。

つまり、独立した事業主として、多くを自己責任で進めなければなりません。

このようなことから、日本政府でもフリーランスという新しい働き方を浸透させることを目的に、「平成26年度 今後の在宅就業施策の在り方に関する検討会報告書」でフリーランス保護の制度が打ち出されました。

具体的には、以下のような法的義務を依頼主に課すことで、フリーランスの保護を図っています。

・契約書面などの作成、交付、保存義務
・納期から遅すぎない代金の支払期日を定める義務
・代金の支払い遅延、減額の禁止
・成果物の受領拒否、返品、買い叩きの禁止
・不当な給付内容の変更、不当なやり直し指示の禁止
・不当な経済上の利益の提供要請の禁止

■ITのフリーランスのニーズは非常に高い
IT市場にフォーカスすると今後は更なるIT技術などの発達・発展により今以上にエンジニア不足が加速していくと言われており、2030年までに最大で約78.9万人のエンジニア人材不足が見込まれています。

2019年3月現在、ITエンジニア人材の有効求人倍率は7.95倍です。これは全ての職種の中でダントツで1位です。東京都内のWeb系エンジニアにフォーカスするとより有効求人倍率は高まるのではないでしょうか?

都内のプログラミングスクールがエンジニア未経験者を数ヶ月育成したあとに人材紹介を行っているビジネスモデルで事業が成り立っていることを見ると人材不足の深刻さが想像できます。

実際に大手SIerを中心としてエンジニア未経験者を積極的に採用する動きも見られており、既にエンジニア人材が不足していることもわかります。

この解決策として企業側が繁忙期や開発工数の多いプロジェクトでのフリーランスエンジニア活用を模索し始めている状況です。

IT市場におけるフリーランスエンジニアの活用は今後も予測されておりますが、特定の分野の専門家でプロ人材にあたる、フリーランスの顧問・コンサルタントのニーズも拡大していく可能性は高いでしょう。

現在、ITエンジニアは非常に売り手市場であるため、ご要望の案件に参画出来る可能性が高く、フリーランスになるには絶好のタイミングです。

■まとめ
これまでは、フリーランスとして独立しようにも「どのように仕事を獲得したらいいかわからない」といった課題もありましたが、クラウドソーシングやフリーランスのエージェントサービスの台頭によって仕事を見つけやすくなったことも大きいと言えます。

労働人材の確保が困難になっている今、優秀なフリーランスに仕事を外注したいと考える企業は増えています。

その理由は、専門スキルを持った人材を社内で育てるよりも、外注して複数企業でシェアするという形態の方がハイスキルなプロ人材が仕事をこなしてくれるからです。

近年、インターネットが発達してクラウドサービスが拡充し、PCとインターネットがあればいつでもどこでも働ける時代になり、エンジニアの世界にもフリーランスという働き方が浸透してきました。

就労状況を管理され、指揮命令のもと指示を受けながら業務を行う「派遣」に対し、雇用されない働き方である「フリーランス」は、指揮命令を受けず、働く場所や業務の進め方、工数管理や機材調達なども自由に決められます。

様々な企業では、プロジェクトごとに人員を配置する流動的な雇用形態が好まれるようになり、正社員に限定せず、フリーランスや派遣といったさまざまな働き方を選択肢に加えるようになりました。

また、昨今の副業ブームもあって、フリーランスを様々な仕事に取り入れる企業が多くなっているのです。

■最後に
フリーランスが直面する課題の一つに「営業」が挙げられます。「フリーランスになる!」と思い切って会社をやめたものの、営業がうまくいかずに行き詰まるフリーランスも少なくありません。

中には、「前職のつながりで仕事をしている」「知人経由で仕事の話がきた」という人も多く、人脈作りをしてから独立するのも一つの方法です。

フリーランスとして安定して働けるようになるためには、技術力だけではなく営業力や交渉力、人脈などが求められます。

フリーランスのエンジニア、クリエイターにとって、収入の安定は死活問題になります。

日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」にフリーランスとして登録をして置くことで、様々な案件の獲得に際してクライアントを探す必要がありません。

フリーランス専門のエージェント経由の業務委託では、プロジェクトへのアサインや紹介会社からの適宜フォローがあるため、これらに自身がない方でもチャレンジしやすい環境です。

未だフリーランスとしての実績が少ない方は「KENJINS」で、稼働時間の少ない仕事から始めて経験を積んで、プロ人材として独立してみませんか。

会社員時代に培ったスキルを活かし、あなたを必要とする複数のクライアント企業を支援するフリーランスとしてご活躍ください。

【顧問報酬100%】中間マージン無しの顧問紹介エージェント会社
https://kenjins.jp/lp/prokomon/

■営業顧問・営業のフリーランスとして活躍したい方へ
日本最大級の顧問契約マッチングサイト『KENJINS』では、大手企業の新規開拓や大口の販路開拓に課題のある中小企業やベンチャー企業からニーズが高いのが営業支援になります。

現在、人脈を活用した「紹介営業」の依頼が増えています。

顧問登録を頂ければ、エージェントやクライアント企業から魅力的な案件情報が受け取れ、優良企業からスカウトが来ます。

完全非公開のシークレット案件もあります。登録が未だの方は、「顧問報酬100%」で「中間マージン無し」の唯一無二のエージェント型のビジネスモデルである、日本最大級の顧問契約マッチングサイト『KENJINS』にこの機会に是非、パートナーとして顧問登録を頂ければと思います。

【中間マージン無し】営業顧問・フリーランス営業のパートナー募集
https://kenjins.jp/lp/salespro/

本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

経営者・採用担当者の皆様へ 日本最大級の顧問契約マッチングサイトのKENJINSでは、年収700万年収1500万クラスのハイクラス人材を、正社員採用よりも低価格で活用可能です。顧問のチカラで圧倒的な成果をコミットします。

この記事にコメントする


この記事の関連記事

副業のプロ人材として働くメリット?新たな副業のスタイルとは?

現在、副業が解禁されたことで「自分の会社でも副業が認められるようになった」「周りで副業を始める人が増えてきた」「今の会社で働きながら、副業で新たなキャリアを身につけたい」など、副業を身近なものとして考える人が増えています。 今回は、新たな副業スタイルとそのメリットについて解説し...[続きを読む]

業務改善とは?顧問を活用して経営課題の改善に取り組むコツ

あらゆる企業は顧客の望む商品・サービスを提供することを日々の業務としています。昨今は、事業規模を問わずより効率的で迅速に対応できるよう業務改善に取り組む企業も多いでしょう。 企業運営において必須ともいえる業務改善ですが、どのように進めていけばよいのでしょうか? そこで今回、業...[続きを読む]

OKRとは何か?最先端のITベンチャーがOKRを導入する理由

数々の研究により目標を定めて取り組むと、従業員のパフォーマンスを改善できることが明らかとなりました。 更に目標の難易度を上げて明確なゴールを設定したほうが、達成に向けて従業員のエンゲージメントが一層向上する、という研究結果もあります。 難易度の高い目標を掲げて進捗状況を確認で...[続きを読む]

業務委託とは?業務委託で仕事をするフリーランスになる方法

近年、アメリカを中心に日本でも自由と独立を重視して小さなビジネスを営むフリーランスを目指すプロ人材が増えています。 パラレルワーカーとして1つの会社に所属する以外の働き方が増えたことで、サラリーマンを辞めて会社から独立してフリーランスになったり、副業で「業務委託」の仕事をする新...[続きを読む]

副業とは?副業の意味・スキルを活かしてプロ人材として働くコツ

新卒で入社した企業で定年まで働くという終身雇用は崩れ、自分の専門的スキルや経験を活かして副業するのが当たり前の時代となっています。 働き方改革が一般的になった近年では企業に就職したが、本業と並行して副業として働く複数の会社に関与するプロ人材も珍しくありません。 その理由として...[続きを読む]