本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「やることを決めることは簡単だ。難しいのは、やらないことを決めることだ。」
<マイケル・デル>(PC製造のデル創業者)
リソースが限られたスタートアップの事業立ち上げで重要なことは、多角的な経営を目指すのでは無く、ビジネスの断捨離を徹底し、勇気を持ってやらない事業を決めることです。
なぜなら、経営者の多くは、業績不振に陥ったサバイバル時には、不要な施策を辞めてコストを減らし、経営資源である人・物・金を生み出しますが、平時は多くの新規事業をゼロからやろうとする余り、主力事業の成長の鈍化を引き起こしてしまうケースがあるからです。
戦略とは捨てることであり、最初にやらないことを決めるからこそ、目的のために何をやるかが明確になり、創業時の原点回帰を促し、多角化路線ではなく本業を強くすることが可能になるのです。
ビジネスの断捨離を行い本業に集中し高見を目指してますか?
<本田季伸>