本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「才能とは、天から与えられた使命だ。
自分に対して一切の空間が開かれるような方向がひとつはあるものだ。」
<エマーソン(思想家)>
フリーランスの個人事業主として、競争社会を生き抜くために必要なことは、「好きで得意なこと」を見つけ、これならライバルとも勝負できる絶対に負けない一つの分野を徹底的に伸ばすことです。
なぜなら、クライアント企業から業務委託で仕事を依頼されるプロ人材の場合には、ITスキルの向上など苦手なことも最低限の克服は必要ですが、それよりも得意で伸ばせる分野にエネルギーを注ぐことが、仕事の獲得に繋がるからです。
ビジネスにおいては、2番目の才能はまったく評価されません。1番になる得意技のみが評価されるのです。
特にスキルが必要とされるフリーランスの時代では、以下のことを自問自答する習慣を身に付けることが欠かせません。
・自分の武器や得意技を活かせる顧客の課題や市場ニーズは存在するだろうか?
・知識・経験・人脈は、将来にわたっても複数の会社に貢献できるだろうか?
・何歳になっても今も知見を、一層磨き上げる意欲に満ち溢れているだろうか?
「好きで得意なことを天職に」という言葉は、「ライフワーク」の理想論のようにも聞こえます。
ですが、稼げるフリーランスのプロ人材になる条件は 人よりも秀でた自分の武器は何かを問い続けることです。その得意技を常に磨き続ける姿勢がその他大勢から抜け出し、飛躍するための黄金の方程式になります。
分野を問わず「一流」や「トップレベル」と言われるレベルに到達するには、10,000時間の努力が必要という理論があります。
Ten thousand hours is the magic number of greatness.
「1万時間とは、偉大さを示すマジックナンバーなのだ。」
<マルコム・グラッドウェル>
何事にもトップレベルになるには、普段から好きで得意なことを考える作業を習慣化させ、1つの分野に注ぎ込むことです。
そうすれば、必ずあなたが得意なことを生かせる理想の仕事が見えてくるはずです。
心の奥底から本当に好きだと言える仕事にのめり込むことこそが、フリーランス時代にプロフェッショナル人材として活躍する上での最大秘訣になると言えるのです。
フリーランスの個人事業主として最も秀でた得意技は何ですか?
<本田季伸>