ワーキングメモリを意識し、毎日の習慣を作り上げると良い理由?

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 運営会社社長   パーマリンク

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。

「成功者たちの共通点は、成功していない人たちの嫌がることを実行に移す習慣を身につけているということである。彼らにしてみても、必ずしも好きでそれを行なっている訳ではないが、自らの嫌だという感情をその目的意識の強さに服従させているのだ。」

<E・N・グレー>

スタートアップの起業家として、「仕事のパフォーマンス」を高めるために必要なことは、「ワーキングメモリ」を意識して「緊急ではないが重要なこと」に集中して取り組む、「毎日の習慣」を作り上げることです。

その理由としては、仕事の「緊急度」と「重要度」を基準に仕事の優先度を決めることができると、時間を効率よく使えるだけではなく、空いた時間で自分の将来に向けたチャレンジや準備に充てることができるからです。

長期的な目標を達成するためにポイントになる要素としては、「大事を小事の犠牲にしないこと」で、緊急なものに時間を束縛されて重要なものに時間を割けない状態を作らないようにタイムマネジメントすることです。

スティーヴン・R・ココヴィー博士は、「緊急でないが重要であること」にフォーカスすべきだと言っています。「いま必ずしもやる必要がないように見えるが、将来の自分に役に立つ」そういう活動に時間を割けるように環境を整えなくてはならないと。

緊急度の高い活動とは、今すぐに実行しなければならない活動です。重要度の高い活動とは、自分のミッション・目標の実現に繋がる活動の事です。

四象限で捉えた、それぞれは下記の通り呼ばれます。

第一領域:緊急かつ重要な事
第二領域:緊急ではないが重要な事
第三領域:緊急だが重要ではない事
第四領域:緊急でも重要でもない事

結論として、時間管理のポイントは「第二領域への注力」になります。

この「第二領域」に当てはまるタスクを計画的に実行して行く事で、本当の意味で充実した仕事ができたり、幸せな人生が送れるようになります。

■ワーキングメモリとは?
「ワーキングメモリ」を最大化し持てるチカラをいかにして引き出すかが、難易度の高い仕事をするビジネスマンにとって非常に高度な認知機能になります。

つまり、「高い集中力が必要な仕事」や「負荷の高い活動」をする際には、取り組み方が大きな成果に繋がるか否かの大きな要素になるということです。

睡眠によって脳が活性化が促された朝は、1日の中でも最も「思考力」が高い時間帯にあたります。仕事の疲れやストレスも無く、「やる気」が高まりを感じられる「集中力」が高い時間帯になるため、朝目覚めてからの約3時間は、「脳のゴールデンタイム」になります。

朝型の人は、「早く寝て早く起きる」生活が習慣化されているため、当然ですが目覚めが良く、二度寝をすることもありません。早起きすると脳からセロトニンという「幸せホルモン」が分泌されます。

精神を安定させ、安らぎを与えてくれるホルモンですので、幸せで豊かな気分で1日をスタートさせることができるのです

心理学では、記憶を「長期記憶」と「短期記憶」に分類しています。

それぞれの機能的つながりや情報処理の仕組みを説明するために、認知課題の遂行に関わる情報の一時的な貯蔵として「作業記憶」という概念が用いられています。

これこそが「ワーキングメモリ」に相当するものだと言われています。

私自身の場合もコロナ渦の中で通勤ラッシュを避ける目的もあり、ここ最近は毎朝、4時過ぎに起きることを心掛けています。ちなみに今日は、朝の4時に起きて4時52分の始発電車に乗り、5時過ぎに会社に到着しました。

これも全て「緊急ではないが重要な仕事」を早朝の「ゴールデンタイム」にすることで、仕事のパーフォーマンスを最大限に高めることを目指しているからなのです。

ワーキングメモリを意識し、毎朝大事な仕事に集中してますか?

<本田季伸>

本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

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