本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「何か新しいことを始めようという時に99%の人に狂っていると反対されても、自分が出来ると思うならやればいいんだよ。」
<リチャード・ブランソン>ヴァージン・グループの創設者
新たな領域で革新的でユニークなプロダクトを開発した際には、まず初期のユーザーになる「アーリーアダプター」を確保しながら、起業家自身がそれらの普及促進を役割を担う「エバンジェリスト」になることです。
なぜなら、商品を市場に投入した初期段階では、単純に商品や機能面の競争優位性を単に説明するだけでは不十分で、予めターゲットとして定めたマーケットに対して、そのプロダクトが生み出された経緯や想い、存在価値、世界観などを正しく啓発していく必要があるからです。
「エバンジェリスト」とは、IT業界のトレンドや最新テクノロジーをユーザーに向けて分かりやすく解説し、主な「ミッション」としては、PR活動を推進し世の中に啓蒙を図る「伝道師」の役割を帯びた人です。
専門家としての目線で問題解決に誘うだけでなく、その先の未来へと繋がる価値感を打ち出し、新たな世界を創造し水先案内人として伝える、「ナビゲーター」としての役割が期待されています。
そのため、アップル社の共同創業者である「スティーブ・ジョブズ」やヴァージン・グループの創業者の「リチャード・ブランソン」のように、起業家自らが「広告塔」として登場することで業界やマスコミを賑わせ、製品やサービスの宣伝に繋がるような講演活動を行うケースもあります。
「エバンジェリスト」は、卓越したコミュニケーション能力を武器に、「顧客の視点を持ち」「製品に愛着と自信を持つ」ことをモットーにし、不特定多数のユーザを惹きつけ「相手を動かす」プレゼンテーションを繰り返すことで、多くの聴衆を味方に付ける稀有な存在なのです。
エバンジェリストとして起業家自ら普及啓蒙の活動をしてますか?
<本田季伸>