本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「他人の利益を優先すればするほど、人間関係から多くの恩恵が得られる。」
<リード・ホフマン>リンクトイン創業者
スタートアップが大手企業に勝ち、短期間でスピーディーに事業を拡大させるための一つの戦略として、お互いの「事業シナジー」が創出できる企業との「アライアンス」を積極的に推進することです。
なぜなら、戦国時代の戦いにおいて「天下統一」を目論む場合には、同時期に全ての近隣諸国とバトルを展開すると、主力の戦力が分散し物資が不足するので、臨機応変に組める相手とは「同盟」を結び、戦略的な業務提携をすることは、戦局を有利にする常套手段だからです。
「アライアンス」の目的としては、複数の企業同士が利益を生み出すために協力し合う体制や経営スタイルを構築することになりますが、通常の取引と異なり、双方の経営資源となるノウハウやスキルなどを持ち寄ることで「相乗効果」を期待して結ばれるケースが多いです。
効果的なコラボレーションを実現すためには、双方にとって有益なものであることが必須要件になります。同盟を成功させる前提条件としては、両者の「WIN-WIN」の関係が構築できることが必須となります。
アライアンスの秘訣は自社の利益より相手の利益を優先させることです。
まず先に自社のビジネスを通じて相手に「貢献」できること考え抜き、断る理由が見つからない提案を心掛けること。「先義後利の精神」を持って「ラポール」を形成することから全てが始まるのです。
アライアンスを成功させるために相手の利益を優先させてますか?
<本田季伸>