派遣切りとは?派遣切りによる雇止めの呪縛から脱却する方法?

投稿日: 作成者: KENJINS運営元代表 カテゴリー: 働き方改革   パーマリンク

コロナ渦の影響で「派遣切り」がマスコミで話題になっています。特にこのご時世で予測できない事態が起こった場合は、正社員やパートよりも先に派遣労働者が削減される傾向にあります。今回は、派遣切りの不安を少しでも払しょくするため、派遣切りをされてしまう理由や派遣切りをされたときの対応方法について解説します。

■派遣切りとは?
「派遣切り」とは、契約の途中で契約を打ち切られたり、契約の満了時期に次期の契約に更新されなかったりして、その職場で働けなくなることです。

派遣切りには二種類あり、「派遣切り」のうち、合理的な理由がある場合を「雇い止め」、不合理な理由の場合を「不当解雇」と呼びます。これに対して、派遣労働者の方から仕事を辞めたい旨伝えることは「契約解除」です。

ほとんどの派遣切りの場合、派遣労働者の意思は考慮されず、派遣先企業の一存によって決まります。派遣社員は、派遣会社に雇われながら派遣先となる別の会社で働いている社員のことです。

派遣会社と派遣先は労働者派遣契約を結んでおり、この契約が解除されると自動的に派遣社員は元々いた派遣先で働くことができなくなってしまいます。

2020年のコロナ渦の影響により、多くの派遣労働者が突然仕事を失い、大きな社会問題となっています。それ以降、派遣労働者の中には、いつ仕事を失ってしまうか不安を抱えながら働いている人が多くいます。

派遣社員は、パートやアルバイトよりも比較的時給が高いので、派遣社員として勤務したいと考える人もいるかもしれません。しかし、突然仕事を失ってしまう派遣切りに不安を感じている人も多いのでないでしょうか。

■派遣切りをされてしまう理由
派遣切りは、2020年のコロナ渦により深刻化しています。このような派遣切りはどういう基準でされてしまうのでしょうか。派遣切りの場合、必ずしも自分が悪いとは限らないので、派遣切りの不安を完全に払しょくすることは難しいかもしれません。

しかし、その理由をしっかりと理解していれば、派遣切りに合わないように対策を立てることも期待できるでしょう。一般的に派遣社員は、社員よりも給与面で優遇されていることが多いので、人員削減の際標的にされやすいといえます。

人材派遣を依頼する派遣先企業の立場では、人材採用に困っている場合や期間限定で仕事を依頼場合などに、ゼロから人材を採用し、社員教育をして育成していく正社員とは違い、すでに完成された専門性の高い優秀な人材を派遣元に依頼します。

ですので、企業のニーズに答えられないなどの理由により派遣契約を切られてしまうことが多々あります。

また、製造業は、繁忙期になると生産が伸びるとすぐに働ける派遣社員が雇用されやすいですが、ひとたび不景気になると生産が落ちその流れで派遣社員が切られてしまうことが多いのです。

■コロナ渦による派遣先の経営状況の悪化
リーマンショックの際、多くの企業で派遣切りが行われたように、派遣切りの主な理由の1つは派遣先企業の経営状況の悪化です。
この場合、派遣切りの目的となるのは、コストの削減です。

業績不振に陥れば、労働者に給与が支払えない状態に近づきますので、人件費削減のために派遣切りを行うのです。業績不振で仕事量が減れば、従来よりも少ない人員で仕事を回すことができるので、その分の人件費を削減したいと考えるのは理にかなっているでしょう。

ある調査では派遣切りの理由として、新型コロナウイルスの影響が大いにあるという結果が出ています。

実際に以下の質問に対してなんと、およそ4割のビジネスマンが、派遣切りの原因は新型コロナウイルスが関係していると回答しています。これはかなり大きな影響といえるのではないでしょうか。

【派遣切りは新型コロナウイルスの影響が関係していますか?】
・はい  :38.0%
・いいえ :62.0%

具体的には、「コロナ以前から当該部門の業績が悪く、コロナをきっかけに派遣切りに」「働いていたお店のお客様が減少し、シフト数が激減しそのまま派遣切りになりました」「新型コロナの影響で業務で扱う物量が減ってしまい、そのまま仕事がなくなった」などの声が上がりました。

この調査によると、コロナ禍で立場が弱くなり、待遇に不満を募らせたり派遣切りにあったりする派遣社員が少なからず存在するということがわかります。国の補償はもちろんのこと、将来の仕事への不安を払拭できる政策にも期待したいものです。

■派遣切りを避けるためには?
派遣切りを避けるために、心得ておきたいことを紹介します。

1、派遣会社に次の仕事を紹介してもらう
同じ派遣会社で次の仕事が見つかれば、現在加入している福利厚生をそのまま継続できます。また、派遣経歴が職歴として企業へのアピールポイントになりますので、1つの派遣会社で働くメリットは大きいです。

ですが、派遣会社で働き続ける限りは、報酬のピンハネに合いことは避けては通れないばかりか、今後の派遣切りに合うリスクを避けたり、派遣切りによる雇止めの呪縛から根本的に脱却することは難しいと言えます。

2、スキルを身に付ける
経済の悪化は予測が難しく、どのような職種を選んでも絶対に働き続けるという保証はありません。ですので、仕事に必要なスキルを身につけ、派遣先企業からスキル不足だと判断されないようにします。

特定分野のスキルを磨くことで優秀だと判断されれば、正社員登用への道も開けるでしょう。また、専門的な知識と資格を持っていた方が就職活動をする上ではアピールしやすく、求人が選びやすくなります。

特に需要が高いのが、WEBマーケティング、広報・PR、ブランディング、人事、経理、インターネット領域の新規事業立ち上げなどの経験や実績、スキルを磨いているプロ人材ならば、派遣会社に依存する必要はないと思います。

3、フリーランスになり、業務委託で仕事をする
次の仕事がなかなか見つからない、または派遣切りの対応に不満を感じ派遣会社が信用できなくなっていたら、思い切ってフリーランスになり、スキルを活かし業務委託で仕事をするという選択肢も検討してみましょう。

日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」のような業務委託で働く、プロ人材のエージェント会社を使って同時進行で複数の仕事を紹介して貰えば、派遣会社のように中間マージンの搾取が無いため、高額な報酬や好条件のプロジェクトが見つかりやすく、フリーランスとしての営業活動の手間や時間も省くことができます。

■まとめ
派遣労働という働き方は、雇用の不安定さというリスクがある一方、たくさんの会社で仕事の経験を積めるなど、派遣ならではの特徴もあります。

ただ、いつ起こるのか、なぜ起こるのかを掴むことが難しいのが「派遣切り」の特徴です。たとえば新卒や第二新卒の求人が多い派遣会社では、残業があるお仕事や資格が必要な業種が多くなっています。

幼稚園や保育園のお迎えに間に合うように帰宅しないといけなかったり、家族のために夕食の支度をしなければならない主婦にとって、ハードな仕事をこなすのは難しいでしょう。

また、平成19年の雇用対策法改正により採用条件に年齢規制をすることは禁止されていますが、実際のところ若い世代ではないという理由で不採用になる場合も多々あります。ですが、フリーランスならば、年齢制限は全くありません。

■フリーランスの個人事業主になる選択肢
近年は高齢化がすすみ現役世代の社員が減少しているため、お仕事へのブランクがある女性を意欲的な企業が増えており、主婦が働きやすい業務委託のフリーランスの求人が出されるようになっています。

特にスキルのある方は、将来を見すえた仕事選びができる業務委託でフリーランスのプロ人材として仕事がおすすめです。

・以前の仕事は販売系で帰宅時間が不規則だったから、残業なしの事務職をやりたい。
・英語力に自信があるので、貿易系の企業で海外営業のサポートがやりたい。
・銀行で働いていた経験を活かして、時給の高い金融事務やリモートで働きたい。

フリーランスに場合、基本的に個人事業主として業務委託で仕事を受ける形になります。そのため、複数のクライアントを掛け持ちでパラレルワーカーとして自由に働くことができますので、1つの会社から急な派遣切りに合うような心配が少なくなります。

また、子供が手のかかる幼児期は在宅勤務によるパートタイムで働き、小学校に入学したら出社型のフルタイムに切り替えるという選択も可能です。

世間一般的には、まだまだフリーランスは安定しない働き方だと思われがちですが、フリーランスとして働くメリットは沢山あります。特に、テクノロジーの進歩やそれによって様々な職種、働き方が認められてきている昨今、そのメリットを享受しないことはもったいないと言えるくらいです。

フリーランスでは、その名の通り様々な面で自由が効きます。業務委託ならリモートワークで在宅での仕事が可能になるため、時間の使い方、仕事の量、質、そして会社勤めに起こり得る社員間の対人トラブルからも文字通りフリーになれます。

プロ人材としてスキルを提供するフリーランスは、自分が行った仕事の成果はすべて自分に戻ってきます。派遣会社に登録して仕事に従事する派遣社員との大きな違いは、時給制で報酬のピンハネに合うことが無い点になります。

つまり、やった分だけ報酬が入り、自分のスキルや営業努力の一つ一つの積み重ねが次の仕事に繋がっていきます。仕事が軌道にのっていくと仕事が仕事を呼ぶようになり、収入にも安定していくケースが多くみられます。

本田季伸のプロフィール

KENJINS運営元代表 ★連続起業家★著者★人脈コネクター★KENJINSプロデューサー★「顧問のチカラ」伝道者★プライドワークス株式会社 代表取締役。 大学卒業後、日本食研株式会社を経て25歳で起業。複数のITベンチャーを創業する。業界初のサービスであることにこだわり、地域密着型コミットサイト、有店舗連動型ブランド品オークションサイト、日本初の出前サイト、セミナーチケット共同購入サイトなどを立ち上げる。クーポンサイトの運営時にバーコードを電子化し、チケットや会員証として携帯電話の画面上に表示するアイデアを世界で初めて考案し、発明者として20件以上の特許を申請し権利を取得。2002年にKDDIと共同で歌手の矢井田瞳のコンサートで電子チケット入場を実用化させ、モバイルチケットのパイオニアとして一躍注目を浴びる。 2012年に「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を出版。後に3部作となり累計販売部数は、75,000部を超える。2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設する。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している極端な顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、これまでの顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「サブスクリプション型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供している。特に複数の「営業顧問」の人脈ネットワークを活用した大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

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