本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「人生には、進歩と退歩の二つしかない。現状維持とは、つまり退歩している証なのだ。」
<ニーチェ>
起業家が己のビジョンをステイクホルダーに信じて貰うためには、専門の経験と知識にも基づき、不確実性とリスクを減らすために、綿密なビジネスプランを策定し、周りに話して見ることです。
なぜなら、事業計画は揺るぎない自信に裏付けられたものですが、信念に支えられた起業家は、ドリームキラーからの批判に動揺したり怖気づくことなく、本当の支援者の意見に耳を傾けられからです。
今の実力と将来に設定したゴールには雲泥の差があったとしても、目標達成のために厳しいラーニングゾーンに飛び込む勇気があれば、己の本能が心から実現を望むことに距離が縮まってゆくのです。
快適空間から抜け出し、ラーニングゾーンに踏み込んでますか?
<本田季伸>
■会社員のコンフォートゾーンとは?
コンフォートゾーンとは、楽な領域を指し、ストレスや恐れ、不安を感じることがなく安心して過ごせる今の自分にとって心地よい状態の安全エリアのことです。
サラリーマンとして給料が保証され、安定した人生を生きる人は、人生の90%以上を居心地の良いコンフォートゾーンで過ごすと言われています。
しかし、居心地のいい場所に居続けると人間は成長できません。頑張らなくても生きていけるからです。コンフォートゾーンのことを「ぬるま湯」や「ゆでガエル理論」と表現する人もいるくらいです。
そのため、もし成長が必要だと考える時は、コンフォートゾーンの外へ足を踏み出し、未知のエリアであるラーニングゾーンに移動し、リスクを背負い新たな領域にチャレンジする必要があるのです。
カーナビでも目的地を設定しないと、目的の場所にたどり着くことはできません。それと同様に人生でもゴールとなる目的地を設定しないと、そこへ辿り着くことはできないのです。