本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。
「何を始めるにしても、ゼロからのスタートではない。失敗や無駄だと思われたことなどを含めて、今までの人生で学んできたことを、決して低く評価する必要はない。」
<カーネル・サンダース>ケンタッキーフライドチキン創業者
アントレプレナーとして革新的なビジネスをゼロから生み出し、世の中に新たな金字塔を打ち立てるには、己が事業に対して抱く熱い想いを「信念」として言語化し、事業戦略の方向性を指し示す「マントラ」を掲げ内外に決意表明することです。
なぜなら、スタートアップの新規事業立ち上げの中心人物となる起業家が自分の言葉でシンプルで心を揺さぶる「マントラ」を掲げることにより、リーダーが描く「夢物語」に社内外の人材を巻き込み、事業を成功へ導く「強力な杖」となるストーリーを創り出すことが可能になるからです。
「マントラ」は、日本語では「真言」と訳され、聖者が瞑想の中で得たインスピレーションから得られたパワーフレーズが起源になっており、神聖な祈音の持つ強力な「言葉のバイブレーション」が、讃えられている神々の聖なる働きを呼び起こすと言われています。
事業の成功に欠かせない最も大事な要素を一つだけ挙げるならば、私自身の起業家としての体験に準えると、「GRIT」が鍵になると言い切れます。
特に会社の創業期の「伸るか反るかの局面」では、「マントラ」は、嵐という極限状態の中で船長が乗組員を鼓舞し、限界突破のパワーを生み出す、「羅針盤」となるのです。
創業期の嵐を乗り越える羅針盤となる、マントラを掲げてますか?
<本田季伸>