顧客の購買決定要因を突き止め、ベネフィットを訴求してますか?

投稿日: 作成者: KENJINS運営会社社長 カテゴリー: 運営会社社長   パーマリンク

本日の「賢人たちに学ぶ 道をひらく言葉」を贈ります。

「人は製品を買うのではない。製品のもたらす恩恵『ベネフィット』の期待を買うのである。人は製品やサービスのためにカネを払うのではなくて、買おうとしているものが自分にもたらすと信じる価値の期待値にカネを払うのである。」

<レオ・マックギブナ>

法人営業を対象にプロダクトやソリューションを販売しているスタートアップは、真のニーズを把握した上で提案方法を研究し、クライアントの最終的な「購買決定要因」は何かを知ることです。

なぜなら、営業担当者は自社の商品がいかに優れているかという機能面ばかりを説明してしまい、顧客にとって「どのような導入メリットがあるか?」「購入するベネフィットは何か?」を上手く伝えられていないか、そもそもライバル企業よりも提供価値が劣ることで、成約に結び付かないケースが殆どだからです。

「メリット」とは、商品が持つ特徴や長所の説明する文面です。「ベネフィット」とは、ユーザーの購入のメリットを得ることでどういった変化、結果を得るかを説明した「便益」を表します。

新規顧客のニーズを的確に引き出すには、課題を把握を把握し、「ベネフィット」を意識して営業トークを構築、実践することが有効な手段となります。

セールスマーケティングで「ドリルを買いに来た客はドリルが欲しいんじゃない、穴が欲しいんだ」という非常に有名な名言がありますが、最終的には支払ったお金以上の「結果」が欲しいと言えるのです。

顧客のニーズは様々ですが、法人営業の場合には、「売り上げ拡大」「コスト削減」「リスク回避」のいずれかの課題に集約できるため、この3つのいずれかがクライアントの「購買決定要因」となるのです。

顧客の購買決定要因を突き止め、ベネフィットを訴求してますか?

<本田季伸>

本田季伸のプロフィール

Avatar photo 連続起業家/著者/人脈コネクター/「顧問のチカラ」アンバサダー/プライドワークス株式会社 代表取締役社長。 2013年に日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」を開設。プラットフォームを武器に顧問紹介業界で横行している顧問料のピンハネの撲滅を推進。「顧問報酬100%」「顧問料の中間マージン無し」をスローガンに、顧問紹介業界に創造的破壊を起こし、「人数無制限型」や「成果報酬型」で、「プロ顧問」紹介サービスを提供。特に「営業顧問」の太い人脈を借りた大手企業の役員クラスとの「トップダウン営業」に定評がある。

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