アフィリエイトは、商品が売れたときにだけ広告費が発生する仕組みのために、低リスクで費用対効果が高いとされています。
BtoC企業で「会社の売上を増やしたい」と考えるのであれば、ぜひ導入を検討して欲しい集客方法の1つです。
ですが、BtoBを対象にした商品やサービスを提供している会社の場合、アフィリエイトは、全く期待できません。
そこで、今回、人脈紹介型アフィリエイトとは?顧問の紹介営業がROIが良い訳について解説します。
■アフィリエイト広告とは?
アフィリエイト広告とは成果に応じて費用を支払う広告手法です。指定した獲得費用 ✕ 獲得数に応じての獲得費用を支払えば良く、最も獲得単価(CPA)にブレがない広告手法です。
通常の純広告やWeb広告では、商品が売れなくても広告費が発生するということになります。しかし、アフィリエイト広告の場合、費用が発生するのは、コンバージョンと呼ばれる成果が発生したタイミングになります。
コンバージョンの成果の基準としては、商品が売れた時、有料の会員登録、無料会員登録、無料サンプルの申し込み、資料請求、資料ダウンロード、メルマガ登録など、広告主側が自由に内容とアフィリエイト報酬を定めることができます。
そのため、自分の設定した成果が発生した時にだけ費用を支払えばよく、費用対効果が高く純広告と比べると広告配信のリスクが少ないのがアフィリエイト広告の特徴です。
アフィリエイターを独自に探すのには、時間と手間が掛かるため、アフィリエイト広告を活用するためには、アフィリエイトASPを活用するのが一般的です。
■アフィリエイト市場の急拡大
矢野経済研究所によれば、2019年度の国内アフィリエイトの市場規模は前年度比8.7%増の3133億円になると予想されています。国内アフィリエイト市場は今後も拡大するとしており、2023年度の国内アフィリエイト市場は4654億円にまで拡大すると予測しています。
今後も国内アフィリエイト市場が拡大する理由は、広告主として自社ブランド製品を持つナショナルクライアントのインターネット広告への出稿が増えているからです。
この流れは、ダイレクトレスポンス系の広告やECサイトなどでの広告出稿増加につながる可能性が高く、アフィリエイト市場においてもプラスに影響してきます。
また、アフィリエイトの提案による広告出稿効果がこれまで確実に出てきており、アフィリエイトへの評価が高まっていることも市場拡大の背景にあります。
さらに、EC化率の拡大も主たる要因となり、商品購入時のEC化率の拡大やEC決済サービスの導入障壁が低くなっていくことも上げられています。
■アフィリエイトの3つのメリット
アフィリエイトとは、インターネットを利用した広告プログラムの一種で、「成果報酬型広告」と呼ばれることもあります。
1、費用対効果が高い
成果が発生しなければ費用がかからないため、リスクも少なく費用対効果が非常に高い広告手法です。アフィリエイト広告は安定した獲得単価で獲得したい場合に向いている手法です。
質よりも量が大事な場合に特に向いています。Webサイトからの獲得数と事業の売上や利益の連動が強い場合に使用すると、費用対効果が計算しやすいでしょう。
2、あらかじめCPAを設定できる
他の広告手法と比べ、最も獲得単価が安くなる、費用対効果が優れている場合が多い。リスティング広告などでは、1件あたりの獲得単価は自分で設定することはできません。
その点、アフィリエイト広告なら、成果地点やアフィリエイターへの報酬額を広告主の方であらかじめ設定することができるため、CPAが予期せず高騰する心配はありません。
3、広告では訴求できない部分をアフィリエイターが伝えてくれる
日に日に広告の審査は厳しくなっているため、広告だけで伝えられるメッセージは限られてきています。
アフィリエイト広告を運用することで、広告で訴求できない部分をアフィリエイターに伝えてもらうことが可能です。
■アフィリエイトの5つのデメリット
アフィリエイトの案件に関してはtoC案件が多く、toB案件は殆どありません。
1、BtoBの法人企業開拓する場合には不向き
アフィリエイトサイトのほとんどが個人向けのサイトであるため、法人向けの商品・サービスのプロモーションには不向きです。
なぜなら、アフェリエイトを行うには、toC案件よりもtoB案件の方が少ないのは専門性を求められるので、運営していく難易度が高くなっているからです。
企業間取引におけるマーケティングや営業活動では、なるべく現場の担当者ではなく、決裁者に効率的にリーチできる手法がベターです。
2、毎月の固定費(システム利用料)が発生する
システム利用料として月額4万円程度、初期費用として5万円程度が必要です。
この固定費は、どのASPも大きく差はありません。その他に、デポジットが必要な場合もありますので事前に確認が必要です。また、6ヶ月程度の最低契約期間が定められていますのでご注意を!
3、商品または報酬で、競合との差別を図る必要がある
アフィリエイトパートナーサイト側もただ広告を掲載するだけでは0円、収益がありません。
より効果がある広告、より売れる広告を、アフィリエイターは常に求めています。
競合よりも優位性のある商品、魅力的な報酬設定などを提示して選んでもらうことが大切です。どちらも出せない、という場合は大きな期待はできないでしょう。
4、広告掲載サイトの確認が困難
多くのサイトにとりあえず無料掲載できるのがアフィリエイト広告のメリットである反面、その掲載面の確認は非常に困難です。
サービス利用の設定で、どのようなジャンルのサイトになら掲載OK、広告主側でサイトを確認してから提携を承認する、なども選べますので必要に応じて検討する必要があります。
ただし、あまり制限をしてしまうと効果自体が期待できませんので柔軟な対処が求められます。
5、短期的な広告運用には向いていない
サービスの利用開始自体はすぐにできますが、アフィリエイトパートナーとの提携したり、提携サイトへの掲載が進むのにやや時間がかかります。中長期的に効果を期待しなければならない広告手法です。
効果が出るまでの期間を短縮するためにキャンペーンを打つこと(掲載ボーナスや限定報酬アップなど)も有効ですが、即効性を求める場合は他の手法の併用も検討すべきでしょう。
■まとめ
アフィリエイトは、企業が自社の商品・サービスの販売を促進するために行うマーケティング活動で、外部のウェブサイトの協力によって、新しい顧客層に商品を届けられるようになる仕組みです。
企業は、販売を促進したい自社の商品・サービスを、アフィリエイトの仲介業者であるASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に登録します。
ASPとは、アフィリエイト・アプリケーション・サービス・プロパイダの略になります。アフィリエイト広告を掲載可能な媒体を束ねているサービスを運営している会社のことを指します。
ほとんどのアフィリエイトASPを利用するためには、初期費用や月額利用料が発生します。そのため、高額なプロダクトやLTVが高い会社が向いています。
また、獲得数が少ない場合には結果的に獲得単価が悪くなることもあります。
アフィリエイトは費用対効果の高い広告手法ですが、全ての場合に最適なわけではありません。他の広告同様に向き・不向きがあります。
ただし、BtoBのビジネスモデルの広告には、アフィリエイト全くと言っていい程、効果が期待できませんので不向きです。
BtoB(ビーツービー)企業とは、企業間取引(Business to Business)が事業体の企業のことです。
B2Bと略されることもあり、日本ではBtoCよりBtoB企業の割合が多く存在し、顧客取引対象が一般消費者(Business to consumer)ではなく企業間取引を行う会社を指しています。
ですので、広告手法を選択する前にまず考えてほしいこと、それは「何を目的として広告を出稿するか」です。
・認知拡大?会員獲得?売上アップ?それとも?
・新規顧客を獲得したい?リピーターを増やしたい?
・ターゲット層は?
何を目的とするかで、適した出稿条件が変わります。
ひと口にアフィリエイト広告と言っても、成果の条件や報酬などを目的に合わせてカスタマイズする必要があるのです。アフィエイトサービスに求めるものの「1番」は何ですか?
■最後に
リアルアフィリエイトプログラムの利用に際しては、注意点があります。
それは、アフィリエイトサイトのほとんどが個人向けのサイトであるため、法人向けの商品やサービスのプロモーションには完全に不向きだと言う事実です。
しかし、日本ではBtoCを対象にした企業よりも、BtoBを対象にした企業の割合の方が圧倒的に多く存在します。
企業間取引の場合、ToCと違い購入を決定するのは1人ではなく、複数の担当者などが商品やサービスを検討し、時には組織やトップが決断して購入を決定することがあります。
ですので、法人向けの商品やサービスを拡販した場合には、ネット上のアフィリエイト広告ではなく、リアルで決裁者であるキーマンに効率的にアプローチできる手法を選択することがベターです。
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」では、これまでインターネット上で展開されてきたアフィリエイトプログラムの仕組みをリアルで紹介するプログラムに置き換えました。
■人脈紹介型アフィリエイトとは?
人脈紹介型アフィリエイトとは、リアルアフィリエイトの仕組みになります。
リアルアフィリエイトとは、大手の法人企業のキーマンとのアポイント獲得を対象とした新規顧客の開拓に応用させた「人脈紹介型のアフィリエイトプログラム」という新しいビジネスモデルになります。
多くの中小企業やベンチャー企業にとって、大手企業のキーマンとアポイントを取得し、商談機会を設定すること自体がハードルが高く、自社に若手の営業マンを採用したとしても、BtoB企業が見込み客獲得に非常に苦戦している姿を目の当たりにしてきました。
そうした見込み顧客獲得に困っているBtoB企業のために、広告費用やリード獲得コストをできる限り抑えられて、効率よく見込み顧客の開拓が可能なサービスがあればとの想いから、KENJINSでは『人脈紹介型のリアルアフィリエイト』の仕組みを提供することにしました。
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」では、これまでBtoC対象として成長してきたアフィリエイトを、大手企業を対象としたBtoB企業にも利用頂けるようサービス展開しています。
「KENJINS」なら、顧問報酬100%で中間マージンのピンハネをしません。
そのため、他の顧問紹介会社を活用するよりも圧倒的にリーズナブルな費用で営業支援を実現します。
大手企業の役員クラスとのアポイントを低コストでスピーディに実現し、費用対効果を意識した法人営業を成功させたいなら、人数無制限の「顧問のサブスク」モデルを提供している日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」の顧問を活用することをオススメします。
【無料お試し】が可能ですので、まずは会社アカウントを登録し、是非、どのような顧問がいるか選定をしてみてください。
【人数無制限】複数の顧問が成果報酬型でリファラル営業を支援
https://kenjins.jp/lp/saleslep/