大学生が就職活動の際に人の嫌がる仕事のイメージとしては、ノルマが厳しい営業活動を行う営業マンを連想する人も多いと思います。
新規開拓営業は、自社商品やサービスについて知らない、あるいは未だ予算が下りていない会社を対象にアプローチしなくてはならないことが中心になります。
どれだけ魅力的に提案しても断られることもありますし、そもそも話をまともに聞いての貰えないことも多々あります。
ですが、多くの会社にとって営業マンは、自社の商品やサービスを販売し、会社の売上や利益に貢献する役目を担っています。
そこで、今回は、人の嫌がる仕事とは何か、殿の役目を引き受けることが活路を拓く理由について解説します。
「大きな仕事をやりたい、あるいは、自分の夢とロマンを実現したいと望む人ほど、小さな仕事にも手を抜かず、他人の嫌がる仕事を進んで引き受けることが必要です。」
<永守重信>
■人の嫌がる仕事を引き受けることが活路を拓く訳
自らのポテンシャルを引き出し、上司や会社から評価を得るためには、他人が嫌がるような仕事を自ら率先して引き受けることです。
なぜなら、うま味のある仕事は誰でもやりたがりますが、いつの時代も、誰もが嫌がる仕事を進んでやることこそが、上司や仲間から高い信頼を獲得する近道だからです。
例えば、豊臣秀吉は、誰もが逃げる殿(しんがり)の役目を見事に成功させたことで、今まで以上に織田信長に信頼され、そこからスピード出世の階段を登り始めたのです。
殿(しんがり)は、後退する部隊の中で最後尾の箇所を担当する部隊。後備え(あとぞなえ)、殿軍(でんぐん)とも言います。
本隊の後退行動の際に敵に本隊の背後を暴露せざるをえないという戦術的に劣勢な状況において、殿は敵の追撃を阻止し、本隊の後退を掩護することが使命になります。
そのため、本隊から支援や援軍を受けることもできず、限られた戦力で敵の追撃を食い止めなければならない最も危険な任務だと言えます。
このため、殿(しんがり)古来より武芸に秀で、リーダーとして人格に優れた武将が務める大役とされてきたのです。
■人の嫌がる仕事とは?
人の嫌がる仕事の代名詞というと営業マンをイメージする人も多いです。その理由としては、営業マンは、ノルマと向き合い、汗水垂らして必死に働く『The サラリーマン』のイメージが拭えないからです。
ですが、会社にとって営業の仕事は数字を達成することがとにかく重要です。
しかし、営業職は成果を上げることが非常に大事であり、成果が出ないことで自信をなくしたり、社内の居心地が悪くなったりして辞める人は多いです。
営業の本質的な面白さは、顧客の心を動かす、課題を解決する、信頼して貰いお金を預かるといったことですが、それが皆無で営業のしんどい部分だけをイメージしていることになります。
その結果、営業に嫌悪感を示す学生が多くなっています。
「営業スキル」は、人間性やコミュニケーション力といった、どちらかというと分かり難いにくいスキルで構成されます。そのため営業をあまり良く知らない学生からすると、誰にでも出来る、スキルがつかない職種だと思われてしまっているようです。
現在、年を追うごとに「営業職には就きたくない」という学生が増えています。こういった学生が希望するのは「企画」「マーケティング」「新規事業立ち上げ」「人事」「コンサルタント」といった業務です。
■大学生が営業マンになることを嫌がる理由
営業マンは、常に数字を意識して仕事をする必要があり、営業成績は常に営業チームの関心事です。
個々の売上目標やチームの売上目標、全社の売上目標に関して責任を負うことになり、個人でもチームでも目標達成に向けて常に追われてしまうことになります。
目標が達成できない場合には減給になることもあり、日々の数字に一喜一憂する毎日を送る人も多いです。そのため、売上が上がっていないと立場も弱くなり、周囲からの評価も目に見えて悪い方に変わっていきます。
コンスタントな成績を挙げることができない場合は、どうしても数字から生じるプレッシャーで会社の居心地が悪くなってしまいます。
不当に思えるような叱責を受けても、成果が出ていないために言い返すこともできず悔しい気持ちになることも少なくありません。
営業という職種は一部な特殊な会社を除いて、ほぼ全ての会社に存在しています。
そもそも、新卒採用における総合職のほとんどは営業職配属です。だからこそ営業職で実績を残すことが出来れば、様々な会社に転職することが可能になります。転職において最も汎用性の高い職種だと言えるのです。
■売る商品や売り方に疑問があるから
自分の売る商品やサービスに100%自信が持てないことに大変さを感じるケースもあります。会社員として営業を担っている場合は、その会社の商品やサービスを売る以外あり得ません。
しかし、営業職に就く人全員が「自分の売る商品やサービスに100%自信を持っている」かどうかは疑問です。そのような場合、思い切って今の環境を変えることです。
その理由は、きつさの原因となっているメンタル的な部分を改善できる可能性があるためです。
・売っている商品やサービスに自信がない
・今の会社の方針や方向性に疑問を感じる
実際、会社や売るサービスなど環境を変えると営業職になること自体が厳しさの原因ではなかったと気が付く人がいます。
独立を考えているビジネスマンにとって、営業職ほど独立への近道はないと思います。
なぜなら、顧客を見つけ、お金を自分の力で稼いでくることが出来るというのは独立するにあたって何物にも代えがたい能力となるからです。
■フリーランス営業や営業顧問になる選択肢
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」は、顧問やプロ人材のエージェントとして、「顧問報酬100%」で事業課題を抱える企業との顧問契約をリーズナブルな費用でマッチングを行う業界唯一のプラットフォーム事業者という立ち位置でサービス提供を行っています。
現在、特定の会社1社で正社員として雇用されている営業マンの場合、自社商品の競争優位性の有無に関わらず、新規クライアントや既存の顧客に対して会社から売ることを求められます。
そのため、競合他社の商品の方が優れていると感じても提案することはご法度で、上手く相手に商品の良さを伝え何とか売る必要に迫られます。
しかし、営業顧問やフリーランス営業ならば、自身が支援したい会社や取り扱う商品は自分の判断で選ぶことが可能です。
また、フリーランス営業の場合、販売するテリトリーや業界の縛りも無いのが一般的で人脈ネットワークを活かし、これまでの付き合いの合った関係性の深い企業や得意とする業界へ提案活動を行うことが可能です。
■営業顧問やフリーランス営業になるメリット
1、アメリカではセールスレップは花形の仕事。
アメリカでは、フリーランスの営業のプロ人材は、「セールスレップ」と呼ばれ、200万人近くが活躍していると言われています。
日本の営業マンよりも社会的なステータスが高く、高額な年収を稼ぎ出す億万長者もいます。そのため、正社員として働く人や他のフリーランスからすると憧れの存在だと言っても過言ではありません。
2、複数の会社との顧問契約が可能。
特に大企業OBや営業顧問として働く人やフリーランス営業では、自分が評価した会社や取り扱う商品を自ら目利きして決めることが可能です。
また、パラレルワーカーとして同時に複数の企業と顧問契約が自由にできるため、月額制、アポイント報酬型、売上成果報酬の案件を組み合わせ、大きな収益を得ることができます。
3、リモートワークで在宅でも自由に働ける。
営業顧問やフリーランス営業としての働き方は、リモートワーク中心になり通勤も無く、場所や時間に左右されずに自由に働くことが可能になります。
営業顧問なら自分の都合で顧客数や仕事の量を調整できるため自由度が高いです。特に人脈のある方は、メールや電話1本で仕事することが可能なため、魅力的な仕事だと言えます。
現在、大手企業の新規開拓や大口の販路開拓に課題のある中小企業やベンチャー企業からご要望の多い人脈を活用した「紹介営業」の依頼が増えています。
事業コンセプトとして、営業顧問やフリーランス営業、副業の営業のプロ人材の方々に、『高単価で魅力的なリファラル営業』案件を”中間マージン無し“でご案内しています。
■営業顧問・セールスのプロ人材の募集対象
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」は、顧問・プロ人材業界のフリーランス案件紹介エージェントです。
KENJINSは、正社員ではない外部のプロ顧問への仕事依頼に特化し、リモートワークや月2日から週3日など、非常勤でのセールスのアドバイスや実行支援の業務委託案件をご紹介しています。
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【KENJINSの営業顧問・フリーランス営業・副業セールスの対象者】
・大手企業の経営者や役員クラスとの人脈ネットワークを持っている方
・特定の業界や会社のキーマンと太いコネクションを所有している方
・中堅企業の経営者との接点が多い方(営業、コンサルタント、士業など)
・既存の法人ルートや取引先とのパイプを有効に活用したい個人・法人の方
・営業顧問として紹介可能な企業があり、関係性の深い関係をお持ちの方
・リファラル営業に本業や副業として取り組みたいという個人・法人の方
・営業マンの人材育成に従事したり、MAツールの導入支援を行っている方
・月額報酬やアポイント報酬型で販路開拓の実行支援を行いたい方
・営業力を活かし成果報酬型のストック型で継続的な収入を確保したい方
営業顧問・フリーランス営業向けパートナープログラム
https://kenjins.jp/lp/salespro/
■エンジニアリングスキルを活かしプロ顧問として活躍したい人へ
最近の傾向としては、難易度が高い仕事の一つにもなりますが、インターネットを駆使した「グロースハッカー」の相談や仕事依頼が増えています。
グロースハッカー「Growth hacker」とは、Growth「成長」とhacker「技術的知識を利用して課題を解決する人」を組み合わせた造語です。
技術的な知識を用いてマーケティング上の課題を解決しつつ、新たな方法で効率、生産性をあげ、会社、製品、サービスがグロースする仕組みを作る人のことです。
グロースハッカーはプロダクト開発とマーケティングを同じプロセスとして扱い、プロダクトが自律的に成長する仕組みを作り上げることが仕事です。
日本最大級の顧問契約マッチングサイト「KENJINS」では、様々なグロースハックの課題を抱える企業へ、フリーランスのプロ顧問による実行支援を推進しています。
ハイスキルで即戦力となる副業のDXやAI人材を含め、企業様の解決に適した優秀な若手人材も積極的にアサインします。
グロースハッカーとして顧客への共感、創意工夫、そしてコラボレーション力を融合すれば、ご自身も、切望する急激かつ急速な成長を実現することができるはずです。
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